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総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

日本編 死後世界地図

ニホンヘン シゴセカイチズ

日本の一流霊能力者・哲学博士が霊界の最新情報を明かす!

秋山眞人著

いま、霊的世界を知る意味を明らかにする

霊の暮らしぶり、夢・オーラとの関係、「生まれ変わり」の本当の意味、結婚と前世の関係、幽体離脱、人生のおける霊的作用の意味、賢いお祓いの仕方……いま、霊的世界を知る意味を明らかにする。あなたの霊能度チェック表付き。

主な内容

プロローグ いま、日本で「死後世界」を知る意味
1章 「人間の世界」と「霊的世界」の関係を徹底解説
2章 これが「生まれ変わり」の本当の意味
3章 「臨死体験」や「幽体離脱」は本当に死を超えているのか?
4章 日常生活での霊との賢いつき合い方・祓い方
5章 霊を知ることは人生を知ること

詳細な目次のページを開く

日本編 死後世界地図
価格
1760円(本体1600円)
判型
四六判
頁数
240 頁
発行日
2006.12.12
ISBN
4-87795-105-9
在庫なし

立ち読み

いま「霊的世界」を知ることの意味とは?

 いま、日本では空前のスピリチュアル・ブームといわれていますが、その流れはここ十数年で、ぐんぐんぐんと強まっています。
 最初の大きな流れは、やはり一九九九年です。
 これは、「なぜあのとき、みんながノストラダムスの予言(と言われるもの)を信じたのだろう」ということと関わりがあります。
 僕は、ノストラダムスの予言が正しい解釈だったかどうかよりも、それを「終末の予言」とみんなが信じたということに意味がある、と思っています。
 つまり、一九九九年あたりを境に、何かが変わるという予感が普遍的にあって、それを一番正当化させてくれそうな話をそこにもってきただけだと思うのです。
 日本では、八〇年代に端を発したバブルが九〇年代に入って崩壊し、拝金主義に対して「違う!」と社会的に悟りました。
 それまでの「物」中心から、「心」への回帰が始まったのです。
 この頃はまた、ヒーリングや自然をライフスタイルに取り入れようという流れが、本格的に動き出した時期でもあります。

 次の大きな流れは、現在、二〇〇六〜二〇〇八年です。
 今回は明らかに、「自分って何だ?」「年を取らないって何だ?」「死とは何だ?」と、生と死について問うことが潮流になっています。
 現在の日本では社会の価値基準が複雑になりすぎ、物事の善悪・正邪などの基準が、本当にわかりづらくなっています。そのために、これまであった仮初めの物質的基準のようなものはどんどん壊されていき、もっと心で測る、絶対基準のようなものをみなが求めるようになってきたのです。
 そして自分自身の「人生」のつかみ直しをするとともに、身近な人の「死」に改めて敏感になり、人の生死そのものをつかみ直している状態といえるでしょう。
 最近、親子間での殺人という、痛ましい事件が増えています。
「いったいなぜ、簡単に親を殺そうなどと思ってしまうのだろう?」と慄然とされる方は多いと思います。
 僕はそれは、単純にいまの子どもたちに「霊」という概念が抜け落ちているからだと思います。
 心理学でも象徴的に「父殺し」「母殺し」というように、親を乗り越えなければいけない思春期のときは、誰でも一度は「親なんかいなくなれ!」と思ったはずなんです。僕たちだって、十代のときはそうだったのです。
 ただ、それが実際の殺人には至らなかったのは、「人を殺すのはいけないことだ」という人の命、人の心に対する社会的な観念がいまよりずっと重くあったからです。
 悪いことをすれば地獄へ行くとか、見えないけれど神様はいるんだとか、そういう古くからの教えもまだ生きていたのですね。
 いまの子どもたちが「霊なんかない」、そう言った瞬間に、人の命、人の心というものに対するイメージがおそろしく軽薄なものになってしまう。
 人の命というものに対する敬虔な気持ちが、無くなってしまうのです。本当に、「霊が存在する」とその子が信じているかいないかで、ものすごく違います。
「人には霊が存在する」と思っている子は、イジメられても強いです。
「僕の怨念でいつかあいつらを見返してやるぞ」、と思うだけでもその場のパワーは出るし、「それでも人を恨むなんていけないことだ」と思えるなら、もっと精神的に強くなれるわけですから。
「霊を信じる」ということは、それだけで十分、救いになる。
 このことを、親も子も、忘れないでほしいのです。
 もともと私たちは全員、「霊的な存在」なのですから、心のどこかであちらの世界に根源があるということを知っているはずなのです。

目 次

日本編「死後世界地図」 もくじ

プロローグ いま、日本で「死後世界」を知る意味
人が「光の柱」に見える
人はなぜ、霊に関心をもつのか?
いま「霊的世界」を知ることの意味とは?

1章 「人間の世界」と「霊的世界」の関係を徹底解説

  1. 霊的世界や霊の存在をどう理解したらいいのですか?
  2. 単純な疑問ですが、「霊的な世界」と「死後世界」は同じもの?
  3. 霊的な世界に時間はあるのでしょうか?
  4. 霊界で霊は何をして過ごすのでしょうか?
  5. あの世でもものを食べることはあるんですね?
  6. 霊界での暮らしぶりはどんなものなのでしょうか?
  7. よく霊界にいる人はみんな白い衣装を着ている、といいますが……。
  8. いわゆる地獄や天国は存在するのですか?
  9. 悪を行なっても地獄へ行かない霊もいるんでしょうか?
  10. 人種や宗教で「死後世界」のどこに行くか異なるのでしょうか?
  11. 夢は霊的世界と関わりがありますか?
  12. 人間界の自由と、霊界の自由はどこが違うのでしょうか?
  13. 普通の人でも霊界にいる霊は見えるものですか?
  14. 「自分に霊能力があるかどうか?」何か傾向はありますか?
    ●あなたの霊能度をチェック
  15. 能力者の人には、霊界にいる霊はどう見えますか?
  16. オーラとはどういうものなのですか?
  17. オーラの色でどんなことがわかりますか?
  18. 間だけでなく自然や人工物にも霊があるのでしょうか?
    ●コラム1・日本人の霊観は三元論だった!
    ●コラム2・日本の霊的文化を守ろうとしたラフカディオ・ハーン

2章 これが「生まれ変わり」の本当の意味

  1. 前世を知ることはできますか?
  2. いくつもの前世を見ることはできますか?
  3. 一般の人が前世を知る方法はありますか?
  4. 人は何度くらい生まれ変わるものなのでしょうか?
  5. どれくらいの間隔で生まれ変わるのですか?
  6. 日本人の前世は、やはり日本人であることが多いのですか?
  7. 前世から現世への影響は、どの程度ありますか?
  8. 何代前の前世の影響を受けやすいという法則はあるのですか?
  9. 前世で会った人と、今生でまた出会うことはありますか?
  10. 動物も生まれ変わるのですか?
  11. 人生の課題をどこまで前世と結び付けて考えていいのですか?
  12. 小さい子どもほど前世を覚えているものですか?
    ●コラム3・霊は人間の身体のどこに宿るか?
    ●コラム4・個々の細胞にも霊が宿っている

3章 「臨死体験」や「幽体離脱」は本当に死を超えているのか?

  1. 臨死体験とは実際にはどういうものなのですか?
  2. 霊界がいま、この世界に接近しているといいますが?
  3. 臨死体験で出会う相手は誰なのでしょうか?
  4. 三途の川は生と死の境界線なのですか?
  5. 臨死体験、幽体離脱をする能力は誰でももっているのですか?
    ●コラム5・物質への意識の影響を証明したジャン教授の実験
    ●コラム6・霊界ラジオや霊界テレビは本物か?

4章 日常生活での霊との賢いつき合い方・祓い方

  1. “幽霊”は本当にいるのですか?
  2. 幽霊の見え方にバリエーションはあるのですか?
  3. 幽霊に会わない工夫はできますか?
  4. 憑依現象は本当にあるのですか?
  5. 霊的な現象を判断する方法はありますか?
  6. 恐い霊に出会ってしまったときの対処法はありませんか?
  7. 霊は写真やビデオにどのように写るものですか?
  8. 霊的なものから自己防衛する方法はありますか?
  9. どんなところに霊は憑きやすいのですか?

5章 霊を知ることは人生を知ること

  1. “出会い”や“縁”は霊的ネットワークのことですか?
  2. どんな出会いにも霊的な作用があるのですか?
  3. 霊的ネットワークとしての縁を活かす秘訣は?
  4. 悪縁を解消することはできますか?
  5. 人生の台本を修正できますか?
  6. 長寿になるほど霊的世界を考えるのはいいことですか?
  7. 霊的世界から見ると人の誕生にはどんな意味が?
  8. 霊的な姿と肉体の姿にどんな関係がありますか?
  9. 霊から見て肉体の病気やケガにどんな意味がありますか?
  10. 結婚する人とは前世で関係があったのですか?
  11. 仲のいい夫婦ほど次の転生でも結ばれやすいのですか?
  12. 先祖とのつき合い方に決まったルールはありますか?
  13. 仲が悪かった相手が亡くなっても、そのままにしていいですか?
  14. 先祖に応援してもらうにはどうしたらいいですか?
  15. 大切な人の「死」は、どう受け止めたらいいのでしょうか?
  16. 亡くなった人の霊と話すことはできないのですか?
  17. 自殺すると霊はどうなるのでしょう?
  18. 殺された人の霊はどうなるのでしょうか?
  19. 人が人を裁くことはできるのでしょうか?
  20. いわゆる地縛霊は地上でどうしているのですか?
  21. 死んだことを受けいれない霊はどうなるのですか?
  22. 「死」を恐れる気持ちは減らせるものでしょうか?
  23. 霊的世界の情報はどうやって得たらいいのでしょうか?
  24. 霊的世界との上手なつき合い方を教えてください
  25. 霊界の価値観から見た現世の意味とは何ですか?
    ●コラム7・霊界情報は記号化されてやってくる

プロフィール

秋山眞人(あきやままこと)

1960年、静岡県に生まれる。10代のころより「超能力少年」としてテレビなどに登場。静岡県警、郵政事務官、書籍編集者・編集長を経て、現在国際気能法研究所所長。日本及び世界の神話、占術、伝承、風水に精通し、企業、個人のカウンセリングもしている。『神霊界と異星人のスピリチュアルな真相』(成甲書房刊)、『願望実現のための[シンボル]超活用法』(ヒカルランド刊)、『マインドストリップ』(幻冬舎刊)など著者多数。