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総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

世界一やさしい1ページ9秒12倍速く本が読める

セカイイチヤサシイ1ページ9ビョウ12バイハヤクホンガヨメル

誰でもできる究極の読書術/3つのトレーニングだけで目と脳がフル回転

渡部英夫

はじめての人でも超簡単な速読術

誰でも簡単に取り組める世界一さしい速読「1ページ9秒そくどく」。短時間に何文字読めたかより、速く本の内容を捉えることを目ざした促読法で、普通の人が普通に速読できるトレーニング法を紹介。試験対策なら読解問題に強くなり、ビジネスに必要な情報の収集力が大幅アップできる!

主な内容

パートⅠ 「1ページ9秒そくどく」は普通の人のための速読
パートⅡ 超簡単「そくどく」基礎トレーニング
パートⅢ キーワード「そくどく」で読書スピード12倍アップ

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世界一やさしい1ページ9秒12倍速く本が読める
価格
1430円(本体1300円)
判型
四六判
頁数
216 頁
発行日
2013.2.12
ISBN
978-4-87795-252-5

立ち読み

「はやくよむ」には「とらえてよむ」

◎これまでの速読の魅力と限界

 情報社会で生きる私たちには、できるだけたくさんの情報に接し、その内容を把握しておきたいという願望があります。速読に関心を持つ人が多いのもそのためだと思います。実際に速読をマスターしようと挑戦した人もかなりいることでしょう。
 ほんとうに1冊の本を普通の2倍、3倍、4倍というスピードで読んで、書いてあることを全部覚えられたら、どんなにいいでしょう。
 ところが、
「いろいろな速読の本は読んでみたけど、実際にやろうとすると、トレーニングがだんだん苦しくなってきて、やめてしまった」
「専門の教室に速読を習いに行ったけど、結局、身につかなかった」
 という感想をお持ちの方が多いようです。
 みなさんはどうですか?
「そもそも、普通の人に速読なんて本当にできるのかな?」と思っておられる方もいるでしょう。
「1ページ9秒そくどく」を構築するために速読を研究していたころ、私はいろんな速読教室にも通ってみました。そのひとつの教室でのことです。そこには最初50人くらいの参加者がいました。サラリーマンや主婦、心理学を専攻している人、セラピスト、学校の先生など、さまざまな人たちが参加していました。

 本を速く読んでもっと短時間で知識を増やしたい
 資格を取得するために効率的な勉強をしたい
 文書処理など仕事の効率をアップさせたい

 そんな期待を胸に、みなさん挑戦していました。
 ところが、何回目かに気づいてみると、13人くらいしか残っていません。周りの話を聞いていると、「速読ができたらいいなと思って通っているけど、どうも自分は付いていけない」と感じている人が多いようです。
 何とか残って頑張っていても、その速読教室では速く読むことばかり強調されるので、それがプレッシャーとなり、やる気はあっても空回りしてしまいます。
 結局、もともと速読に向いた脳力がある人しかできないみたい、自分には無理だと諦めてやめていきます。残っていた私も、このような速読に限界を感じました。

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プロフィール

渡部英夫(わたなべひでお)

北海道出身。撮影監督・木村寛氏に師事。短編映画の撮影監督を務める。その後、渡米し会社経営。

1990年に帰国後は、心理カウンセリング、児童教育や社員研修、美術教育などで活躍。同時に長年続けてきた速読の研究をベースに「1ページ9秒そくどく」を開発し教室を主宰。

絵画教室や五感アートセラピー等にも取り組む。

日本応用心理学会応用心理士。聖徳大学公開講座元講師。レマーニ障害児学童保育所指導。

主な著書に『「キリンの絵」父不在で母さみし』『絵を見れば子どもの「心」が手にとるようにわかる』(以上コスモ21)『「絵」で子どもの心がわかる本』(PHP研究所)『絵でわかる 適職診断』『絵でわかる 愛情診断』(ゴマブックス)『読み書き計算が好きになる本』(かんき出版)。