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総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

結婚してみたら奥様は「超霊媒」だった!

ケッコンシテミタラオクサマハチョウレイバイダッタ!

自然霊から人類へのメッセージ

上丘 哲著

霊界の住人「十三丸」との日々の対話と問答を全面公開!

大学教授で超霊媒者の妻に20年以上常駐する自然霊「十三丸(とみまる)」。著者と妻ユウコの不思議な結婚生活。「ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でも、たった一つ違っていたのは、奥様は超霊媒者だったのです」。霊界の住人「十三丸」との日々の対話と問答を全面公開!『100%実話! 自然霊との対話』の文庫判。

主な内容

プロローグ 人生の中心テーマは「魂の品格」を高めること
1章 学者である妻が霊能を受け入れるまで
2章 自分を磨くことは先祖の霊を高めること
3章 狐霊との世にも不思議な共同生活
4章 自然霊から人間へのメッセージ
5章 魂磨きは徳を積むことから
付録 これまでに出会った眷属たち

詳細な目次のページを開く

結婚してみたら奥様は「超霊媒」だった!
価格
660円(本体600円)
判型
文庫
頁数
232 頁
発行日
2014.9.16
ISBN
978-4-87795-297-6

立ち読み

プロローグ 人生の中心テーマは「魂の品格」を高めること

結婚してみたら「奥様は超霊媒」だった!
 みなさんは『奥様は魔女』というテレビ番組をご存じですか?
 奥様のサマンサが口元をキュッキュッと動かすと魔法がかかる、というこのドラマは、一九六〇年代後半から七〇年代にかけて放映された人気ドラマで、私の好きな番組の一つでした。その後、映画化されたりテレビのCMにも登場したりしましたし、ドラマは再放送もされたので、ご存じの方も多いでしょう。
 軽いタッチのこのコメディーは毎回、
「奥様の名前はサマンサ、そして旦那様の名前はダーリン。ごく普通の二人はごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でも、たった一つ違っていたのは、奥様は魔女だったのです」
 というナレーションで始まります。私と妻ユウコの不思議な結婚生活が、このナレーションのままだったといったら驚かれるでしょうか。
 もっとも私たちの場合は、「奥様の名前はユウコ、そして旦那様の名前は哲。ごく普通の二人はごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。でも、たった一つ違っていたのは、奥様は超霊媒者だったのです」ということなのですが……。
 同じ大学へ通う学生だったころ知り合った私とユウコは、ナレーションどおり、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。少なくとも私たちはそう思っていたのです。ところが、結婚して間もなく、妻には霊能があること、それもかなり風変わりな霊能の持ち主であるとわかったのです。
 霊能者とは、霊(スピリット)に対して特別な能力をもった人のことです。もう少し堅くいえば、「日常の世界と心霊の世界とを結びつける資質をもった宗教的職能者で、預言者・シャーマン・霊媒など」(広辞苑)ということになります。
 これまで私たちは特定の宗教、宗派に属したことはありませんが、ユウコの能力はこの定義にしたがえば「霊媒」にあたります。しかも、ユウコの身体の中には一般の人よりもはるかに超高感度の、霊に対する送・受信機が備わっているようなのです。
 霊能を使うとき、たいていは意識を集中して目を閉じた状態で霊を呼び込み、その言葉を伝えます。ところがユウコの場合は、特別なことは何もしなくても、目を開けたままで霊を呼び込んでしまいます。その能力のすごさに、ある霊能者から
「普通は一生懸命精神統一をしないと霊が降りてこないのに、あなたには一瞬で降りてくる」
 といわれたこともあるほどです。
 いまは、妻がこのような霊媒者であることを冷静に理解していますが、当初は戸惑いと不安の真っ直中に放り込まれました。
 大学を卒業後、私はビジネスマンとして働き、ユウコは二度のイギリス留学を経て大学の教員になりましたが、そんな私たち二人にとって霊の世界との交流は、天地がひっくり返るほどの出来事だったのです。
 もし、あなたの妻、あるいは成人した兄弟姉妹が突然、子どものようなしぐさや態度を見せたら、あるいは、まったく別人のように行動し始めたら、どうしますか?
 おそらく、驚き、唖然とするばかりではないでしょうか。

目 次

もくじ●結婚してみたら奥様は「超霊媒」だった!

プロローグ 人生の中心テーマは「魂の品格」を高めること

結婚してみたら「奥様は超霊媒」だった!

次々と霊がユウコを訪ねてくる

自然霊『十三丸』との不思議な同居生活

人生は魂の品格を高めるためにある

【ユウコからのメッセージ】

   人間は魂を磨くために生まれてきた

「浄める」がいま世界的テーマに

なぜ肉体をもって生まれてきたのか?

1章 学者である妻が霊能を受け入れるまで

ある日突然、そのときが訪れる

原因を探しだそうと悶々とする日々

【ユウコからのメッセージ】

   夫との出会いは予定されたこと?

   留学中にプロポーズされる

   初めて霊体験があったとき

「私、精神科へ行かないと……」

ネイティブ・アメリカンの霊が訪れる

ユウコにはどんな霊でも訪れる

いろんな霊を救うことが私たちの使命?

【ユウコからのメッセージ】

   離婚の迷いを乗り越えて

   宿命として霊能を受け入れる

2章 自分を磨くことは先祖の霊を高めること

子どもたちの霊が次々とやってくる

子どもの霊には死の自覚が難しい

“生まれていない子どもたちの霊”もやってくる

先祖を供養することの本当の意味

人生とは霊界で生きるための準備期間

【ユウコからのメッセージ】

   週に一度は霊界にいる夫の父と会話

   誰でも守護霊と交流する装置をもっている

生霊は死霊より厄介な存在

私たちを見守ってくれるのは人霊だけではない

自然霊・五郎兵衛さんが教えてくれたこと

【ユウコからのメッセージ】

   いまでも指令を伝えてくる五郎兵衛さん

3章 狐霊との世にも不思議な共同生活

前代未聞、小さな狐霊を預かる

十三丸は“神のお使いさん”

「これから『お兄さんの係』は僕だから、よーしく」

【ユウコからのメッセージ】

   十三丸を護っている勇気丸

眷属たちの嘆き「大和は汚くなっている」

十三丸のちょっと変わった書き言葉

音楽はX JAPANがお気に入り

十三丸の好物はマカロン?

有力企業を護る狐霊たちとのお付き合い

十三丸と海外の眷属たちとの出会い

 1天使のお友達

 2河童と龍神

 3天使や龍神を招いて誕生会

 4サンクトペテルブルグで出会ったマリアさまの分身霊

 5イタリアのエンジェルちゃん

〈十三丸さんへの質問コーナー1〉

【ユウコからのメッセージ】

   「可愛い十三ちゃん、役立つ十三ちゃん」

   いっしょに暮らすのは大変。でも面白い

4章 自然霊から人間へのメッセージ

百を超える狐霊さんが訪れる

七太郎丸/友丸と道丸の兄弟狐霊/翁丸

狐霊の修行はひたすら魂を磨くこと

龍神からの警告「後先を考えずに勝手に頼んではいけない」

河童からの警告「水を粗末にしてはわがねぇ(ダメだ)」

【ユウコからのメッセージ】

   最大限の敬意をもって接することが肝要

心が乱れると操られる

   1願いが自分本位ではないか、よく検討してみる

   2下賎な念は低級霊に通じやすい

   3守護される極意は「世のため、人のためを思うこと」

   4明るくきれいな念が大事

「人間は必ず護られる」

「心のきれいな者から選ばれていく」

【ユウコからのメッセージ】

   狐霊は人間と霊格が近い存在

   「人事を尽くして天命を待つ」

〈十三丸さんへの質問コーナー2〉

5章 魂磨きは徳を積むことから

世界に目を向け始めた日本の眷属たち

魂を磨くとは「徳を積む」こと

魂磨きのための心得五カ条

【ユウコからのメッセージ】

   「カントのおじさん」とメッセージを交換

〈十三丸さんへの質問コーナー3〉

コラム ヨーロッパ各地で浄めを体験

 

エピローグ

付録 これまでに出会った眷属たち

プロフィール

上丘哲(かみおかあきら)

1950年北海道生まれ。

早稲田大学法学部卒業。英国サウザンプトン大学国際政治学修士課程修了。外資系商業銀行、日系証券会社を経て、現在はロンドンで投資組合を運営。結婚を機に霊的な世界と出会い、爾来30年以上にわたって交流を続ける。