しあわせを運ぶ猫
シアワセヲハコブネコ
ネコカフェ店主・12の感動実話／出会えてほんとによかった！
猫田猫美著
今日も猫まみれ
生まれた時から猫まみれを自認する著者。結婚後もベビーベッドに赤ちゃんと「ネコテンコ盛り」状態。これまで200匹以上、里親の縁組みをし、ついには自宅の駐車場をつぶして猫カフェをオープン。ともに暮らした猫たちとの悲喜こもごもの数々。
主な内容
はじめに
そにょ１ 生後10分の赤ちゃん猫「ミーちゃん」の命をつなげ!!
そにょ２ 三重苦のノラ猫「大ちゃん」に超大きな福がやって来た！
そにょ３ 猫のしあわせを見るのは最高！
そにょ４ ジジが連れて来た子猫を犬のクーちゃんが育てる！
そにょ５ 目が合ってしまったから…その場で里親探し
そにょ６ 狸のような三ちゃんとの出会いとあまりに悲しい別れ
そにょ７ ナンパするポンちゃんが駆け落ちしそう!?
そにょ８ 龍ちゃんが「ボクは生きたい」と言ったから
そにょ９ 何十匹も猫を育てた犬のクーちゃんは愛情いっぱいの猫母犬
そにょ10 “ヤンママ猫”と３匹の子猫たち、やはり血は争えない？
そにょ11 人生が猫を中心に回っている！
そにょ12 猫はしあわせを運ぶ神さまの最高傑作
立ち読み
はじめに
はじめまして、猫田猫美です。
猫を愛して数十年。生まれたときから猫と暮らしています。
女ばかり４人姉妹。いちばんおてんば娘で、いつも私だけが犬といっしょに庭の木に縛り付けられていました!?
猫を飼う！ とか、ペットがいる！ とかじゃなくて、それがアタリマエの暮らしでした。
いつもそばに“猫”がいたのです。
大人になって結婚した私には３人の子供が生まれて、当然のようにベビーベッドに赤ちゃんと「ネコテンコ盛り」状態!? の暮らしになりました。
私の子供のころと、まったく同じです!!
周りの人たちは、
「不衛生やわっ！」
「赤ちゃん噛んだらどうするん！」
「ひっ掻かれたら大変！」
と、ワァーワァー騒いでいたけれど、
「私の宝物に猫たちが悪いことするわけないやん‼」
と、一向に気にしなかったのです。
それどころか、私の代わりに寝かしつけてくれたり、遊んでくれたり、「猫はなにかと、ヤサシイ!?」んです。
そんな暮らしだったので、いや、だったからこそ？ 子供たちは、それなりに成長して、成人しました。
