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総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

甘え下手な妻 不器用な夫 夫婦円満魔法の呪文「男6歳 女9歳」

アメエベタナツマブキヨウナオットフウフエンマンマホウノジュモンオトコロクサイオンナキュウサイ

篠原尉子著

ピンクのメガネをかけるだけ

「夫は6歳の男の子、妻自身は9歳の女の子」と思って向き合うだけ!
夫婦関係が魔法のように変わる!

妻たちの悩みは尽きない
「こんな人だと思わなかった」
「夫にイライラすることが増えた」
「夫とまともな会話ができない」
「子育ての考え方が合わない」
「性格や価値観が合わないし、愛情を感じられなくなった」
「離婚して人生をやり直したほうがいいのでは、と迷ってしまう」

男女の違いをよく理解しても、それは実際に相手を受け入れることとイコールではない。
そこで、本書が提案しているのは、互いのイメージ年齢を変えること。それだけで夫婦関係が面白いほど変わることが、本書にはわかりやすく解説されている。
夫のイメージ年齢をなんと「6歳」にして、「夫は6歳の男の子」と思って見ていると、とても優しい気持ちで接することができるようになる。それを感じた夫は妻のヒーローに変身していくという。
妻自身はイメージ年齢を「9歳」にして、自分は「9歳の女の子」と自覚すると、何でも背負い込んでいた自分から、甘え上手な自分に変身できるという。

夫婦円満魔法の呪文「男6歳 女9歳」を実践した夫婦の事例も掲載。

主な内容

パートⅠ 夫は「6歳の男の子」と思って向き合う
パートⅡ「6歳の男の子」である夫は妻の笑顔がいちばん安心できる
パートⅢ 女性は「9歳の哀しき小さなお母さん」
パートⅣ ピンクのメガネをかけるだけ――かけ方は簡単
パートⅤ 男性はただ困っているだけ
パートⅥ 男性にとって受け入れやすい女性の対応

詳細な目次のページを開く

甘え下手な妻 不器用な夫 夫婦円満魔法の呪文「男6歳 女9歳」
価格
1650円(本体1500円)
判型
四六判
頁数
240 頁
発行日
2022.7.19
ISBN
978-4-87795-416-1

立ち読み

はじめに

 本書をお手に取っていただきありがとうございます。

 夫婦円満コンシェルジュ、篠原尉子です。「やっちゃん」と呼んでいただけると嬉しいです。

 プライベートサロンGafas Rosasにてパートナーシップ専門のコンサルティング、カウンセリングを行なっております。Gafas Rosasとはスペイン語でピンクのメガネを意味します。その意味はこれから読み進めていくなかで実感していただけると思います。

 さて、よく聞く夫婦の悩み、とくに妻の悩みといえば、こんな声をよく聞きます。

「こんな人だと思わなかった」

「夫にイライラすることが増えた」

「夫とまともな会話ができない」

「子育ての考え方が合わない」

「性格や価値観が合わないし、愛情を感じられなくなった」

「離婚して人生をやり直したほうがいいのでは、と迷ってしまう」

 まだまだあるでしょうが、こんな悩みに対して、おそらくもっとも多いコメントは「男女の違いをよく理解して、相手を受け入れるようにしてください」というものだと思います。男女の違いを解き明かした書籍やネット上の情報もたくさんあります。

 たしかに違いがわかると、相手を理解しやすくなるとか、自分の思い込みを解消するといった助けにはなります。しかし、そのことと相手を受け入れることはイコールではありません。甘え下手な妻と不器用な夫は互いに相手をうまく受け入れることができず、離婚して距離を置くしかないという結論に至る場合も多いのが現実です。かくいう私も、両親に離婚歴があり、私自身にも離婚歴があります。とても辛い経験でした。

 そんな私が、今は再婚して、とても幸せな家庭生活を送っています。それだけでなく、愛し愛される夫婦になるコツを皆さんにお伝えする「夫婦円満コンシェルジュ」として活動しています。

 こうお話しすると、「離婚したあと、とても相性の良いパートナーと出逢ったのですね」と思われるかもしれませんが、ちょっと違います。

 結婚がうまくいく大切なコツを発見したのです。

 それは、世に言う夫婦円満のコツとはかなり異なりますが、すぐにでも知りたいという方のために先に答えを言ってしまいます。それは、「夫と妻を実年齢とはまったく違う年齢の男性、女性として見る」ということです。この年齢はイメージ上のもので、女性ならば、夫を“ある年齢”の男性として見ることで夫婦関係が面白いほど変わってくるのです。

 それって何歳だと思いますか。「6歳です」と言ったら驚かれるでしょうか。本当に6歳の男の子だと思って向き合うのです。つまり、妻が夫の母親になれってこと? と思われるかもしれませんが、そうではありません。妻自身は「9歳の女の子」です。

「夫が6歳の男子で、妻が9歳の女子、何それ?」と思われるでしょうか。そもそも、「そんなふうに思えるはずがない」と思われるかもしれません。でも、これから本書を読んでいかれると、必ず「そういうことだったら、嫌でたまらなかった夫のいろんなことを不思議と受け入れることができそう」「優しい気持ちで夫と接することができるようになれそう」

と思っていただけるはずです。

 私は「幸せな男女つながり学講座全9回」というセミナーを行なっていますが、そのなかで皆さんに「男6歳 女9歳」は夫婦円満のための魔法の呪文ですとお話ししています。そして、夫が6歳の男の子、妻自身が9歳の女の子に見えるメガネがあると思って、それをかけているご自分をイメージしてくださいと伝えています。私はそのメガネを「ピンクのメガネ」と呼んでいます。

 これまでに、ピンクのメガネをかけるだけで離婚の危機を乗り越えた女性たちがたくさんおられます。そして皆さん、愛し愛される夫婦生活を過ごしておられます。

 夫婦はもともと、赤の他人同士です。その二人がいったいどのように考えたらうまくいくようになるのか、本書を読んでいくだけで、私の講座を受講された方と同じように素適な体験をしていただけるようにしました。いろんな事例も交えて話は進んでいきますが、私の恥ずかしい体験談も入っています。それが、あなたが愛し愛される毎日を過ごされる助けになれば幸いです。

 それでは、夫婦円満の扉を開けることに致します。

目 次

甘え下手な妻 不器用な夫 夫婦円満魔法の呪文「男6歳 女9歳」……もくじ

はじめに

パートⅠ 夫は「6歳の男の子」と思って向き合う

夫は6歳の男の子だと思って向き合うのが夫婦円満のコツ

初めての結婚生活の苦い思い出

「やっぱり無理、気持ち悪い」の一言で離婚を受け入れる

心の中は6歳の男の子だったと気づく

頼もしい18歳年上の夫があっという間に同い年に

娘が指を切り慌てふためく夫は“中学生”

仔犬を欲しがる“小学3年生”

ついに6歳の男の子に見える!

6歳の男の子だと見ると何がいいのか?

男性がとても楽に生きられる

6歳の男の子はあなたのヒーローになる原石

女性はなぜ9歳なの?

☆離婚寸前の㊳歳、ご主人から「君は我が家の太陽」とほめられるまでに!

☆28歳、3歳と5歳の子育て頑張りママが夫の愛に気づいた

コラム1 人は皆、自分の人生を決めて生まれてきた

パートⅡ 「6歳の男の子」である夫は妻の笑顔でいちばん安心できる

体は大人でも心は純粋な少年のまま

6歳の男の子として見ると、夫は自由でたくましくなれる

あなたのヒーローになりたい

今のままでは男性がかわいそう

居場所のない男性たち

男性は笑っているあなたが大好き

コラム2 人はみんな違うから知りたい

パートⅢ 女性は「9歳の哀しき小さなお母さん」

6歳の女の子の憧れがそのまま息づいている

結婚後は9歳の女の子の顔が出てくる

甘えるのが苦手な女性たち

①甘えることは悪いこと?

②女性がイラっとする女性は男性にモテる?

③女性は寵愛されたい生き物

④甘えるのは美味しい料理と同じ

だから甘えられない

正しさより楽しさを

愛し愛されることこそ人生の醍醐味

9歳の小さなお母さんに気づいた桃さん

コラム3 男女の大きな違いは「出産」体験にある

パートⅣ ピンクのメガネをかけるだけ――かけ方は簡単

ピンクのメガネはあなたの愛の視点

ピンクのメガネをかけている自分をイメージするだけ

・離婚寸前だった――40代の女性、夏さんの場合

・ほんとうに嫌な人だった――40代の女性、ハルさんの場合

大人のぬいぐるみを着て奮闘している6歳の男の子

男性の「勝手にしてくれ」はSOS

自分のことは9歳の女の子と思って見てみる

自分の中に隠れている童心を目覚めさせる

パートⅤ 男性はただ困っているだけ

男性をつぶしてしまう女性たち

①まず条件を決める

②負けたくない

③理想の男性と認定する

④理想通りの男性でいてほしい

⑤自分で動きはじめる

あなたは大丈夫ですか?

6歳の男の子として見ると男性の本音が見えてくる

☆「君にはなんの価値もない。君を優しいと言う僕の友人は一人もいない」

☆「君をきれいだと思ったことはただの一度もない」

☆「もし、お袋と君が溺れていたら、一番に君を助けるよ」

☆「夫は電車のシルバーシートにも平気で座るし、重い荷物を持つのはいつも私。老人にも私にも息子にも優しくない、最低の人なの」

コラム4 男性はいつも不安

パートⅥ 男性にとって受け入れやすい女性の対応

願望は具体的に言葉にする

二人のときはパパ、ママと呼び合わない

相談か愚痴か最初に伝える

相手への不満は悲しさを伝える

夫からの褒め言葉を受け取ろう

男性は冷蔵庫の一番前の真ん中が死角

どんどんご主人に勝ちを譲ってあげてください

夫を大いに褒めましょう!

ハグとキスを標準仕様にする

夫の見せ場を作る

友達にのろけましょう

子どもに夫の素晴らしさを伝えましょう

子どもが男の子の場合

子どもが女の子の場合

何よりもあなたが一番と伝える

心配より信頼を渡す

「魔法の言葉」を目を見て伝える

さあ、ピンクのメガネをかけてみましょう

いかがですか?

コラム5 自分の常識を疑おう

 

あとがき

プロフィール

篠原 尉子(しのはらやすこ)

東京都葛飾区生まれ。山脇学園高等学校卒。

Gafas Rosas代表(Gafas Rosasとはスペイン語でピンクのメガネを意味する)

現在、神奈川県川崎市を拠点に、夫婦円満コンシェルジュとしてパートナーシップ専門のコンサルティング、カウンセリングを行なっている。

2022年8月よりラジオパーソナリティも務める。

13歳のときの両親の離婚、23歳で結婚するも自らも離婚、そして、33歳で18歳年上の現在の夫と再婚。そうした体験のなかで「男性は永遠に6歳の男の子である」とイメージすることで、夫婦円満になることに気づく。他の女性にも伝えると、夫婦関係がうまくという声がどんどん増えていき、これこそ夫婦円満の秘訣と確信する。その体験を生かして、2018年プライベートサロンGafas Rosasを立ち上げ、これまでに延べ560人以上の相談を受ける。

夫婦円満魔法の呪文「男6歳 女9歳」を実践して、離婚の危機を乗り越え、ラブラブ夫婦に変身する女性が次々に生まれている。