「いい人」をやめて自分に「ありがとう」を唱えるともっと楽に生きられる
「イイヒト」ヲヤメテジブンニ「アリガトウ」ヲトナエルトモットラクニイキラレル
劣等感がたちまち消える魔法の言葉
愛場千晶著
同じように「ありがとう」を唱えているのに反応が違うのはなぜ?
自分の名前に「ありがとう」シリーズの最新刊。同じように「ありがとうを唱えているのに反応が違うのはなぜか? に答えている。
これまでに出版されたシリーズ本に出会い、自分の名前に「ありがとう」を唱えていると、「ありがとう」の言葉のエネルギーが発動し、幸運が引き寄せられてくることを実感する読者が全国に広がっている。
ところが、これまで自分を否定しすぎていると、自分に「ありがとう」を唱えることにも抵抗があるという声も寄せられている。著者がその理由を探っていくと、「いい人でいたい」と思っているほど、幸せにつながる「ありがとう」のエネルギーが妨害されていることが明らかになったという。
たしかに、「いい人でいたほうが周りとうまくいくし幸せに生きられる」と思っている人は多そうだ。しかし、その心理の奥には「自分はダメだ」という自己否定の気持ちが潜んでいることが多いと著者は解き明かしている。
そこで本書は、「いい人でいたい」をやめると決めて、自分に「ありがとう」を唱えながら、さらに「私はありのままで素晴らしい」と唱えることをすすめている。
すでに実践している方たちの声も収録されている。
「このままの自分をさらけ出してもいいんだと思えた」
「自分を好きになるだけでこんなに人生が変わることを実感できた」
「不幸のままでいいが、自分の前提になっていたことに気づいた」
「いい人でいることがずっとプレッシャーになっていた」
「いい人をやめたら自分を飾らないでいられるようになり、生きることが楽になった」
「自分は普通以下だ、が生きる前提になっていると気づいた」
「自分の気持ちや感情を大切にできるようになった」
「変わるのは相手ではなく自分の心の奥にある思いなんだと実感」
……
本書は読むだけで、「ありがとう」「ありのままの自分で素晴らしい」のパワーが実感でき、人生が変わるきっかけを与えてくれる!
自分の名前を書き込める頁も掲載されており、今の自分に必要な言葉を見つけて唱える手助けもしてくれる。
- 価格
- 1540円(本体1400円)
- 判型
- 四六判
- 頁数
- 176 頁
- 発行日
- 2023.12.18
- ISBN
- 978-4-87795-431-4
立ち読み
はじめに
◇同じように「ありがとう」を唱えているのに反応が違うのはなぜ?
突然ですが、私がこれまでに出版した本に出会い、「ありがとう」の言葉の力を実感してくださっている方が全国に増えています。
とくに『自分の名前に「ありがとう」を唱えるとどんどん幸運になる!』と『自分の名前に「ありがとう」を唱えるとみるみる幸福ゾーンが開く』(ともにコスモ21刊)の2冊には、自分の名前を記入するページを設けています。
「○○(自分の名前)さん、ありがとう」の四角の空欄に自分の名前を書き込んで「ありがとう」をくり返し唱えていると、この言葉のエネルギーが発動し、幸運を引き寄せる魔法が発動する仕組みになっています。以前は瞑想の場で行っていましたが、今は全国でたくさんの読者の皆さんが「ありがとう」のエネルギーを実感できたと伝えてくださっています。
ところがその一方で、こんな相談も増えてきました。「ありがとう」と言うことに抵抗があってうまく唱えられない、「ありがとう」のエネルギーをもっと感じるにはどうしたらいいか……。
ある読者の方からは、こんなご相談を受けたこともあります。自分の名前を本の所定の空欄に書き込もうとすると、どういうわけか手が止まるというのです。
私が「これまで、自分のことを否定しすぎてきたのかもしれませんね」とお話しすると、その方は泣きながら「私ってずっと自分のことが嫌いだったんです。こんな自分はダメだと否定していました。だから、自分に『ありがとう』と言うことにものすごく抵抗があります」と訴えてきました。
「書き込むのはあとにして、ゆっくりでいいから、自分の名前に『ありがとう』を唱えてみて」とお伝えすると、「ありがとう」を口にすることができ、涙がどっと流れてきて止まらなくなりました。それからもう一度本を開いたら、今度はスッと書き込むことができました。
それからは自分の名前を言って「ありがとう」をくり返し唱えているそうです。
このお話には後日談があります。この方は、最初は鉛筆で「ありがとう」と書き込んでいましたが、ある日閃いて、大好きな緑色のペンで名前を書き込み直して唱えてみたというのです。すると、また号泣してしまいました。それからも、緑色の名前を見ながら「ありがとう」と唱えていると、どんどん希望が膨らんでくるのを実感できたそうです。
こんな感想を知らせてくださった方もいます。
「まさか自分が幸せになることを拒絶しているとは思わなかった。でも本を何度も読んでいると、じつは自分が不幸好きだったことに気づきました。不幸を自分で引き寄せていたのです。今度こそ、これまでの自分とさよならできそうです」
同じように「ありがとう」を唱えていても、心の奥にある「自分はダメだ」と自己否定したり、劣等感が強かったりするほど、「ありがとう」の幸せにつながるエネルギーが作用するまで時間がかかります。そのため、唱えることを途中であきらめてしまう人もいます。
(以下つづく)
目 次
「いい人」をやめて自分に「ありがとう」を唱えるともっと楽に生きられる……もくじ
はじめに
◇同じように「ありがとう」を唱えているのに反応が違うのはなぜ?
◇何が「ありがとう」のエネルギーを妨害しているのか?
◇「自分はダメだ」を「私は素晴らしい」に書き換える
◇誰でも素晴らしい存在
◇「いい人」をやめると決断する
1章 「いい人」でいようとするほど幸せは遠ざかる
心の周波数が下がり直感が鈍る
「自分は無能だ」と思っていたほうが楽?
いい人をやめたら「うまくいった」「ツイてる」が増えた
「素直」という言葉に抵抗がある!?
あきらめ癖をやめる
2章 「いい人」をやめると幸せが舞い込んでくる
自分の望むようにしていたら“ちゃんとした大人”になれない
いい人でいないと幸せになれないと思って頑張ってきた
子どものころからものすごく親や人の目を気にしていた
潜在意識に焼き付いたことは増幅する
変わるのは相手ではなく自分の心の奥にある思い
いい人でいることにこだわっていた自分が不思議
知らないまま潜在意識の影響を受けている
マイペースで生きていればいいと心から思えた
どうせ理解してくれないと自分から壁をつくっていた
心が満たされていると劣等感や嫉妬心がなくなる
3章 「ありがとう」「ありのままの自分で素晴らしい」のパワーを実感
☆自分に「ありがとう」と言うのにとても抵抗があった
☆唱えていたら、めまいが消えた!
☆このままの自分をさらけ出してもいいんだ!
☆自分を好きになるだけで人生はこんなに違う
☆自分を飾らないでいるって本当に楽ちん
☆いい人の根っこは「いい子」だった
☆いい人をやめたら自分が愛おしくなり大切にしたいと思えた
☆いい人をやめたらとても楽になった!
☆自分の気持ちや感情を大切にしていなかった!
☆いい人でいたいと思ってどうしてダメなの? が解けた
【自分の名前を書き込み唱えてみましょう】
4章 人生をつくっている「前提」を変える!
人生は無意識、無自覚に前提によって左右されている
「自分はダメだ」が前提になっていないか?
うまくいっている人の前提を観察する
自分の心の奥にある「前提」を確認する
☆「もう少し頑張ってみよう」と心から思えた!
☆結婚する前から離婚が前提になっていた!
ネガティブな思いが湧くときは「前提」を変えるチャンス
☆「不幸のままでいい」が前提になっていたことに気づく!
脳は情報を選別している
【コラム】ハッピー連鎖
5章 瞑想すると普段気づいていない感情に気づく
“いい人”について瞑想すると
「思いやり」について瞑想すると
プチ瞑想を体験する
前提を書き換えるために効果的な言葉
☆唱えていたら涙が止まらなくなった
☆「いい子」でいることがプレッシャーになっていた
☆前提が変わったら自分の気持ちを正直に言えるようになった!
☆前提を書き換えないと自分は変わらないことに気づいた!
☆「私は普通以下だ」が前提になっていることに気づいた!
☆いい人をやめると気持ちに余裕ができた!
☆前提が変わってとても楽になった!
☆自分を大切にしてこなかったことに気づいた!
唱えてみましょう!
一カ月ごとに唱える言葉を変えて唱える
あとがき