1章 子どもを伸ばす注意、ダメにする注意
親の注意や要求にシラケる、キレる
わが子へ願うこと、わが子へ注文していること
親としての自分の気持ちを調べる
子どもへの「注文と期待」
子どもも「注文」している
●手記A 不安がいつも心の底に ●手記B 枠からはみ出す勇気もなかった
●手記C 両親といるのは窮屈だった ●手記D 自分が自分にかけたプレッシャー
親の注意や要求に応じる子、応じられない子
注意や要求はできるだけ大きく
注意や要求は手前勝手になりがち
矛盾した注意や要求をしていないか
正しく要求できる子どもに育てる
「お互いさま、おかげさま」の関係で
自分にこそまず要求してみる
シラケる子どもたち
子どもたちの声を聞く
●手記1 先に言われると腹が立つ ●手記2 文句ばかり言っている自分が嫌いだ ●手記3 理由を言わない親に反発 ●手記4 成績にこだわる親がプレッシャーに ●手記5 心の中で先生に反発 ●手記6 「がんばっているのになァ」と不満だった ●手記7 教師不信の気持ちが渦巻いていた ●手記8 シラケていた中学時代 ●手記9 先生の一言に失望 ●手記10 先生のやり方にとても悩んだ ●手記11 気持ちのはけ口もなく無気力になる ●手記12 教師の態度に幻滅 ●手記13 なぜだか理由はわからない ●手記14 「わかってる」と怒鳴りたくなった ●手記15 わが家は指図が多すぎた ●手記16 母の夢は私を束縛した ●手記17 母のやり方に不満を感じていた
親が好む方向にだけ仕向けていないか
子どもは別の個体だと心底から思えるか
親の生き方が子どもに映っている
注意され命じられると頭にくる
機器の操作感覚で生活
命じることに慣れてしまった
人間に対してはキレやすい
心の中で“自然破壊”が進んでいる
注意や指示を毛嫌いする「テレビ視聴人間」
今の子には義務教育も制約?
大切なのは精神の受け渡し
テレビが私の感覚を変えた
テレビが生活そのものに
テレビの見方を変え生活にメリハリを
「子ども天国」は自立を妨げる
ひとつの投書
母親から自立できない大学生
自らを客観視できない幼児性
傷つき合わない自立はない
2章 子どもの感性を受けとめているか
注意し要求する前にこれだけはチェック
どんな「物差し」で注意し要求しているか
「子育てに勝った」?
子育てに勝ち負けがあるのか
どんな「物差し」で見ているか
見方が偏っていないか
お嬢さん先生の変身
気に入らないと否定的に見やすい
自分の見方にこだわりすぎるな
いろんな見方をしてみる
自分だけが「わかった」気になる怖さ
「心」がわかるとは
「表現できない」と「考えていない」は違う
「自分でやったことでしょ」
自分だけで「納得する」怖さ
どんな問いを発しているか
「先生の目標、生き方は何ですか」
ほとんどは無意識で生きている
自らを叱る
子どもと生の関係を結んでいるか
子どもの問題は大人への問題提起
「子どもの問題」は「人間の問題」
同じ人間として生の関係を結ぶ
子どもの喜びを感じとれるか
父母の話を聞くのが大好き
子どもが喜ぶことを知っているか
母が考え出した遊び
子どもの気持ちを大切に
「亡己利他」の親心が子の心を育む
3章 数パーセントでもいい「よさ」を信じよう
注意し要求する前に「信じる」がある
子どもの「よさ」をひとつでも見付けよう
「よさ」とは見付かりにくいもの
気になって仕方がないのが欠点
他人の目で自分を見てみる
「よさ」とは感じるもの
僅かな「よさ」でも信じる
現代人の特徴は多忙なこと
「ゆとり」のない子たちの変質ぶり
ほんとうの豊かさとは
暇を楽しむ「ゆとり」が必要
親の心に「ゆとり」がない
数パーセントの「よさ」でも信じよう
まず信じることからはじめる
信じることは疑わないこと
今の子は質問することにばかり神経を使う
知識の詰め込みが愛情ではない
選択の余地を残してあげる
「どっちにする?」
親の姿が子どもの自立を育む
自分で考え選ぶ時間を大切に
4章 子どもの力を育てる注意の仕方
自立心、自己決定能力、強さ、……
子どもの持ち味を生かす
わが子の持ち味は見えにくいもの
個性・持ち味は実体はないが感じるもの
子どもの感覚を大切に
言いすぎ指示しすぎはマイナス
自立こそ子育てのポイント
自己決定能力を育てる
ストレスの種がガラリと変わった
今どきの子どものストレスの中身
ストレスの反応は逃避か攻撃
今はストレス症状にアマい世の中
今後の課題は自己決定能力を育てること
強さは強さに出会って育つ
自分の得意なものを見付けさせる
強さは強さによってこそ育つ
強靭な心は柔軟
困難に立ち向かう力を育てる
苦難が人を強靭にする
困難が私を鍛えてくれた
どんなこともマイナスだけではない
逆境に負けない力を育てる
5章 注意、要求するならこれだけは守ろう
わからなくて当たり前、簡単なことから実行しよう
わからないのが当たり前
中学生になって話さなくなった?
「今の子どもはわからない?」
「わかる」のほんとうの意味
「わかった」で親から逃げる
子どものことはわからなくて当たり前
思ってはいても形にはなりにくい
自分のことはわかりにくいもの
やろうと思ってもやれない
「心は形をつくり、形は心を調える」
人を責めるな、自分を責めるな
まず簡単なことから実行する
宮沢賢治の詩を読む
贅沢、傲慢、高慢
卑しい自分に気づく
大事なこととは至極簡単なもの
自己への自覚と抑制が必要
「学校の先生は何をしとんのや」
「いじめ」に共通した心理
蔓延する「どっきりカメラ感覚」
まず親が自己を自覚し抑制することから
おわりに
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