よくわかる海洋深層水もくじ

はじめに

1章 二十一世紀を切り拓く未来型資源

 生物が大繁殖、膨大な金属資源、ミネラル源、発電……

(一)これが海洋深層水の注目すべき魅力
海、それは生命誕生の場
深海は暗黒の世界
光あふれる海で何が起きているか
海洋深層水は冷たくて重い
四〇〇〇年もかかる海の大循環
深層水が現れるもう一つのメカニズム――湧昇
湧昇によって生物が大繁殖
深層水の三大特性
海洋には膨大な金属資源が溶け込んでいる
深層水にはミネラル源としての魅力も
熟成された海水

(二)今なぜ海洋深層水なのか
人口と消費エネルギーの増加は危機
水産業の未来を拓く深層水
人工湧昇で魚介類を養殖
日本でも本格的取り組み始まる
夢の海洋温度差発電
実用化に近づく海洋温度差発電
迫り来る鉱物資源の枯渇と環境汚染
再生する未来型資源、海洋深層水
先端的な研究を待つ不思議な特性
自然と共生する道を拓く

2章 次々と広がる海洋深層水の利用

 化粧品から海の肥沃化まで

世界各地で進む深層水の利用
わが国初の海洋深層水研究所
清涼飲料、健康飲料としての利用も広がる
注目される深層水の健康効果
優れた使用感、深層水を使った化粧品
蔓延するアトピー性皮膚炎
深層水によるアトピー性皮膚炎の治療
発酵食品の味をよくする深層水
深層水を使った塩、干物、水産練り製品、豆腐
深層水利用で先頭を切る高知県
深層水で「漁業革命」に挑戦する富山県
薬事研究などにも取り組み始める
日本初の深層水を使ったタラソテラピー施設
水の町、富山・入善町の計画
駿河湾の特性を生かす静岡県の計画
低コストで始まった沖縄の深層水利用
期待が大きい久米島の「美海パーク」
知床の「羅臼固有水」の研究
「檜山マリンサイエンスパーク構想」
さまざまな計画や構想、研究が次々と
深層水フィーバーの行方
深層水利用にチャレンジする国々

3章 深層水の可能性に挑戦する

 特性の解明や有効利用の研究

国際的な深層水利用推進組織、IOA
通産省の関連研究所・特殊法人などの取り組み
科学技術庁と水産庁の取り組み
海洋深層水利用研究会(JADOWA)と海洋科学技術センター
海洋産業研究会(海産研)と日本海洋開発産業協会(JOIA)
人工湧昇に取り組むマリノフォーラム21
日本栽培漁業協会(日栽協)と人工湧昇による「海耕」
大学などでの研究も活発に
持続可能な文明の構築を目指して
監修にあたって
●巻末・資料

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