よくわかる環境問題全情報/もくじ
まえがき
1 今、地球が危ない
1地球温暖化で異常気象が連続
(1)地球全体で異常気象による災害が続発
(2)温室効果は避けられないのか
温暖化の原因は温室効果ガス
(3)驚くべき温暖化の影響
温度上昇/海面上昇/巨大氷河が滑り出した/津波による災害の危険/死亡率や伝染病が増加/水不足や水害が深刻化/生態系が崩壊
(4)地球温暖化のメカニズム
地球の温度は平均摂氏一五度に保たれている/見える光と見えない光/二酸化炭素こそ最高の温室効果ガス/海と陸が二酸化炭素を吸収した/産業革命がターニングポイント
(5)地球サミットと温暖化対策
(6)第三回締約国会議(地球温暖化防止京都会議/COP3)
(7)現地で見た京都会議の実情
2オゾン層の破壊
オゾンホールの発見/大気の構造とオゾン層の仕組み/オゾン層破壊による被害が 拡大/オゾン層破壊の主犯はフロン/本格的なオゾン層破壊はこれから始まる/フロン規制の現状/規制に積極的な欧米諸国/日本では徹底的な回収が必要
3酸性雨の被害
(1)拡大する酸性雨の被害
奇妙な現象が次々と起こる/東欧の無惨な状況が明るみに/北米大陸の被害/アジアの酸性雨
(2)酸性雨一〇〇年の歴史はイギリスで始まった
(3)「春雨じゃ濡れて行こう」は昔の話
(4)世界が酸性雨対策に立ち上がる
4拡大する森林破壊
(1)あと一〇〇年で地球上の森林が消える
熱帯雨林の喪失は加速する一方/熱帯雨林の荒廃に手を貸す日本/世界第二位の森林国日本
(2)アマゾン熱帯雨林は瀕死の状態
(3)森林の役割
熱帯雨林の役割/日本のブナ林は文化の原点/「割り箸論争」が教えること/森林を守る国際的取り組みが急務
5拡大する砂漠化
(1)全陸地の三五パーセントが砂漠に
(2)砂漠化の原因
(3)砂漠化防止への取り組み
(4)ゴビ砂漠にポプラを植樹
砂漠拡大が進行する草原で植樹
6深刻化する水問題
(1)人類は水から滅びる
食糧生産を圧迫し安全保障を脅かす水不足
(2)生命は水の中で生まれた
(3)どんどん深刻になる水の汚染
(4)近代文明が水汚染を促進
(5)「水は地球の命」キャンペーン
7生物の多様生崩壊
(1)ますます加速する種の絶滅
絶滅の運命をたどった鳥たち/一日に一〇〇種のスピードで絶滅/四〇〇年間で一一三八種の動植物が絶滅/なぜ生物の多様生が重要か
(2)生物の多様性崩壊の原因
人類は生物システムの上に存在している
(3)どこまでも環境問題に消極的なアメリカと日本
8環境ホルモンの恐怖
(1)地上最強の猛毒を持つダイオキシン
日本の規制は世界一甘い/ダイオキシンの発生源/世界でいちばん発生率の高い日本
(2)環境ホルモンによる異変が相次ぐ
環境ホルモンとは/世界中の生物に危機が迫っている/人間にまで及んでいる生殖異変
9人口急増と食糧問題
(1)五〇年後に世界の人口は一〇〇億人に
(2)なぜ二〇世紀に人口は急増したのか
(3)食糧危機を示すシグナル
2無限を信じた近代文明の誤り
1地球資源は有限
エネルギーの八〇パーセントは化石燃料/他の金属も次第に枯渇していく/原子力エネルギーの問題点
2近代主義の終焉
文明の滅亡は環境破壊から/経済優先の物質主義に問題/社会主義も資本主義も 破綻/近代の世界観こそ地球危機の真犯人/進歩を説かなかった近代以前の世界 観/歴史の進歩を説いた近代の世界観/キリスト教の自然支配論が利用された
3見直される東洋的世界観
二一世紀の思想は東洋世界に求められる/池の鯉の話/地球は人間だけのもので はない/未来世代の生存権を保障せよ/エネルギー資源は地球の資本金
4近代的成長路線の誤り
経済成長には限界がある/貨幣経済の致命的欠陥/生産という言葉の魔術/ 経済学は死んだ/転換を求められる経済学/経済成長率(GNP)からグリーン GNPへ
3成長主義からの決別
1すべては“つながっている”
すべての存在は一つにつながっている/すべての生命もつながっている/人類も一つの血筋でつながっている/“つながり”を実感する心を取り戻せ/家庭や学校から心のつながりが失われる/レイチェル・カーソンの嘆き
2日本人はあまりに近視眼的
人間の感覚はきわめて曖昧/長期的、全体的視野を失った日本人/日本と西欧に おける環境保全への対応の違い
3価値観の大転換
迫られる価値の転換/成長主義からの決別
4今すぐにできること
1何から始めるか
環境問題を正しく知る/環境保全活動に参加する
2環境NGO
あとがき
環境問題関連書籍一覧
本書は再生紙を使用しています。