プロローグ 病院の中でがん患者さんと共に生きる 8

第1章 末期がんの方々との出会いと別れ

初めての病棟で 18
ある企業戦士の方のこと 22
若いがん患者さん 29
お母さんのような方との別れ 34
お母さんを亡くされて 39
夢の中で教えられたこと 42
がんのイメージ療法 44
雨宮さんのイメージ療法 49
涙の池 56
ふたたび夢の中で 60
何もできない苦しみ 64

第2章 気功と出合い大いなる希望が芽生える

もっと患者さんの役に立ちたい! 68
夢で見た場所は明治神宮だった! 69
「気」を感じる訓練をして気功ができるように 72
谷口さんとの出会い 初めて人に気功を試す 74
佐川さんの痛みを気功で軽減 77
疲れている医療スタッフに気功を施す 80
初めて遠隔気功に挑戦 83
病室でカウンセリングと外気功を併用 86
乳がんから骨へ転移してしまった木村さん 90
気功から希望へ 93

第3章 病む人の傍らで学んだこと

「死」を意識してこそ「生きる」ことが鮮明に 100
日常生活を大切に生きる 101
感情豊かに生きる 105
家族関係を見直す 111
真の友情とは共感し合うこと 116

第4章 「調身」「調息」「調心」でがんを予防する

規則正しい生活をしてもがんになってしまう人たち 124
無理をしないで自分の「身体の声」に耳を傾けよう 126
緊張とリラックスをバランスよくとることが予防に 130
「心と身体の対話を」 132
先人の教え「調身」「調息」「調心」でがんを予防 135
あるがままを大切にする 137
ネガティブな感情との付き合い方 141
涙をためないで思い切り泣きましょう 145

第5章 がんになったら︱カウンセラーとして思うこと―

早期発見、早期治療 148
医師との相談で決めたい大切な治療法の選択 152
人間の治癒力 156
気功のすすめ 160
QOLを改善する緩和ケア 162
「精神的痛み」 163
「霊的痛み」 169
「身体的痛み」 171
「社会的痛み」 173
「死」への準備は「生きる」準備 174

エピローグに代えて 夫(妻)ががんになったとき 181

告知について 181/セカンドオピニオン 182/経済的問題 183/看護について 184/民間療法 185/がんとの闘い 186/楽しみをもつ 187/自分が入院したときのための準備(特に女性の場合) 188