もくじ気絶するほど「ほめる子育て」

はじめに

1章 子どもを伸ばすほめ方、ダメにするほめ方とは

   あまりにも孤独な子どもたち
   管理者となった親に怯える子どもたち
   “ほめて育てる”のが子育ての基本
   「ほめる」とは子どものすべてを賛美すること
   「いい子だね」はほめ言葉ではない
   “評価型のほめ言葉”は避けよう
   喜びを伝えるほめ方が子どもを伸ばす
   「がんばってね」ではなく「よくできたね」とほめる
   結果ではなくプロセスをほめてあげる
   ほめてこそ自尊心が育つ
   叱らなくてもしつけはできる
   「あとよし言葉」や過去形でほめる
   あなたは「アマタイプ」? 「サヌキタイプ」?
   子どもの心が育つ過程を知っているか
   成長段階に応じた上手なほめ方
   ・胎児・乳児期——すべてを包み込むようにほめる
   ・幼児期——たっぷりほめて安心感を与える
   ・遊戯期——存在価値を認めるようにほめる
   ・学童期——得意なものを見つけてほめる
   ・思春期〜青年期——体験や人柄をほめて行動を後押しする
   言葉の乱れは心を乱す
   愛情は温もりのあるほめ言葉や態度で伝わる

2章 どうしたら“ほめる力”が身に付くか

   母親になりきれない女性たち
   お母さんのほめる力が幸せの大本
   ほめるには豊かな感性が必要
   深刻なマナーの乱れ
   感謝の気持ち、ほめる気持ちを忘れない
   あいさつ言葉、ほめ言葉で家庭をいっぱいにする
   一日一個いいところをほめてみる
   自分の魅力を再確認してほめる
   ライフワークを見つける
   自分を元気づける知恵
   相手のよいところとだけ付き合う
   育ちのなかの不満、コンプレックスを乗り越えよう
   お母さんたちの新しい動き——子育てネットワーク
   今こそ社会を変えるチャンス

3章 親子の絆が思春期を決める

(1)思春期は育て直しのチャンス
   思春期に直面する四つの危機
   足りなかったものをもう一度ご馳走して
   ステーキを投げつけられても支え続けた!
   お母さんの哀しみ、不満を背負う子どもたち
   思春期こそ夫婦仲のよさが大切
(2)お母さんだから教えられる子どもの「性」
   氾濫する性情報が子どもを惑わす
   子どもの性は学校ではなく家庭で教えるもの
   性の教育は命の教育
   性に対する豊かな感性を育てる
   親との絆が子どもの性意識を決める

4章 こんなときどうする・上手な子育てQ&A

Q1 いじめにあわないような子どもに育てるには?
Q2 習い事をたくさんしているが続けてよいか?
Q3 父親が子どもとの接し方がわからないのが心配
Q4 祖父母にばかり懐くわが子に悩んでいる
Q5 子ども同士のケンカで母親同士も気まずくなり困っている
Q6 先生が嫌いだと言って学校へ行きたがらない
Q7 学校ではよい子なのに家では妹に当たり散らす
Q8 娘が上級生と肉体関係があるようで心配
おわりに

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