プロローグ“ぽっこり腹”を引っ込めることが健康長寿に
腹囲がメタボ健診の土台
そもそもメタボってなに?
何より太りにくい体質にすることが肝要

1 メタボリック症候群って、なに?

——メタボ対策は「1に食事、2に運動、3にサプリ」がポイント  

お腹が大きいって、そんなに悪いことなの?
メタボリックシンドロームという言葉の意味は?
メタボがどうして病気につながるの?
内臓脂肪から何か特別なものが分泌されているの?
日本人の病気とメタボはどれほど関係しているの?
メタボが疑われる人数は?
国の医療費節約にも貢献?
お腹を引っ込めるいい方法は?

2 メタボの診断基準はどのように決められたの?

——「お腹周り」+「危険因子2つ以上」=「メタボ」

メタボ健診の基準は?
腹囲の測定だけで内臓脂肪の蓄積がわかるの?
どうしてこのような診断基準にしたの?
外国では女性の皮下脂肪をどうとらえているの?
子どものメタボはどうなっているの?
子どもにいいメタボ対策は?

3 内臓脂肪型と皮下脂肪型、怖い肥満はどっち?

——内臓脂肪が溜まると生活習慣病の危険性が増す

内臓脂肪と皮下脂肪の違いは?
女性のぽっこり腹も内臓脂肪のせい?
ほっそり体型でもメタボ健診を受けたほうがいい?
内臓脂肪を減らすのはホントに簡単?

4 なんたって内臓脂肪が問題

——分泌される悪玉の生理活性物質が生活習慣病の元凶

内臓脂肪が溜まると生活習慣病が起こりやすい?
脂肪の色には種類があるの?
白色脂肪細胞の数は年齢で増えるの?
内臓脂肪から分泌される生理活性物質が危険なの?
内臓脂肪が関係する病気は?

5 そもそも人はどうして太るの?

——人類の歴史が答えを教えてくれる

人間って太りたい生きもの?
ダイエットブームで女性は細くなっている?
血圧と人類の歴史には何か関係があるの?
人類史のなかで高血糖の体質もつくられた?

6 肥満のしくみを大解剖

——摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが大切

プロレスラーやお相撲さんは肥満ではないの?
基礎代謝を高めるって、どういうこと?
食べるのが早いと太りやすい?
リバウンドを防止するいい方法は?
ストレスも肥満の原因?
睡眠不足も肥満の原因?

7 肥満は遺伝の責任?生活習慣の責任?

——わかってきた肥満遺伝子の存在

肥満遺伝子って、どういうもの?
肥満遺伝子は人類史の反映?
肥満を促す遺伝子とはどんなもの?
“やせの大食い”にも遺伝子が関係しているの?
肥満は父親と母親、どちらの影響が大きい?
肥満対策で見直すべき生活習慣は?

8 肥満を正しくはかる方法は?

——体脂肪率、BMI、お腹周りetc

体重はどんなはかり方がいいの?
身長と体重のバランスから判断するBMIってどんなもの?
内臓脂肪型肥満の判定法は?
1日に摂取していいエネルギー量はどれくらい?

9 食事と運動とサプリメントの組み合わせでメタボ対策

——太りにくいライフスタイルを身につける

腹筋を鍛えるとお腹は引っ込む?
お腹を引っ込める食事対策は?
栄養バランスのいい食品構成は?
1日2食にしたほうがいいのでは?
食べすぎを防止するいい方法はないの?
間食はどれくらいまでなら許されるの?
内臓脂肪を減らすにはどんな運動がいいの?

10 天然アロエベラがメタボ対策に貢献

——栄養バランスにすぐれ、内臓脂肪の低減作用も発揮

メタボ対策にいいというアロエベラの栄養素は?
アロエベラには内臓脂肪を減らす働きがあるの?
アロエベラはメタボ対策にぴったり?
アロエベラのほかの働きは?

11 投薬主体の医療から食事・運動主体の医療へ

——メタボ対策が導く予防医学の本格的スタート

先生が予防医学の研究をはじめられたきっかけは?
食事についてもっと真剣に考えないといけない?
食事より運動の必要性のほうが高い?
プラス志向は健康にもいい?
80歳過ぎてもイキイキしておられる先生自身の健康法は?