11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学合格バイブル
ジュウイチニンノビンワンジュクチョウガコッソリオシエル チホウメイモンコッコウリツダイガクゴウカクバイブル
親子で読むと勉強にすぐ結果が出る！
全国敏腕個人塾長会 編著
地域で圧倒的な実績を出し続ける個人塾の敏腕塾長たちが現場でしか語らない受験の“戦略と秘訣”を大公開！
「大事なことは、自分に合った、自分に必要な情報を勝ち取ること。
その姿勢こそが、もっとも重要な“合格への道”である」
この本には、地方からでも国公立大学に合格できる確かな勉強法が公開されている。
机上の空論ではない、徹底した現場主義のなかで生まれた勉強法だからこそ、
すぐ力になる。
主な内容
序章 自分の“現在の立ち位置”を知ろう
１章 地方名門国公立大学に合格するための五本の柱
２章 地方名門国公立大学に合格するための「長期的な戦略」
３章 すぐ実行できる勉強法 絶対失敗する学習法
４章 地方名門国公立大学合格を勝ち取る「意識の持ち方」
５章 志望大学合格を勝ち取る攻略法
６章 高校生向け「地方からでも勝てる教科別勉強法」
７章 首都圏の学生とは異なる「地方からの戦い方」
８章 わが子の力を伸ばす親のスタンス
立ち読み
はじめに
地方と首都圏の間にある「差」はこの本で埋められる
現場で実践しているからこそ伝えられる〝合格への道〟
私たち『全国敏腕個人塾長会』は、「各塾の取り組みを共有し自分の塾を向上させ、塾生により良いサービスを提供したい」という想いで集まった、個人塾長の集合団体です。来たる大学受験のときに、地方に住む学生が、首都圏の生徒たちと負けずに戦える十分な力をつけてほしい。そう願って私たちは、今回この本の執筆にチャレンジすることにしました。
この本は、地方名門国公立大学に進学したい生徒たちを、全国の同じ志を持つ塾長たちが全力でサポートする一冊です。多くの章は、保護者の皆さんに向けて書きました。まずは保護者の皆さんに読んでいただき、そのうえでお子さんに「読んでほしい！」と思った章をすすめる。そんな形で、ご活用いただけましたら幸いです。
この本を参考にしていただければ、地方に住むお子さんも、首都圏の生徒たちと大学入試で互角か、もしくはそれ以上に戦うことができます。
世の中には、誰もが知っている有名な大手塾がいくつもあります。一方で、一部の人しか知らないにもかかわらず、地域で圧倒的な実績を出し続ける「個人塾」も存在しています。
大手塾・大手企業は、大量の資本を投入してテレビＣＭ、ネット広告、チラシ広告を実施し、一斉に生徒を集めます。
そんななか、異常な情熱と、成績アップ実績・合格実績をもとに各地で長年生き残り、人生を賭して生徒の成績向上に取り組むことで成果を出し続けている個人塾の〝敏腕塾長〟たちがいます。本書の執筆者は、主にそうした11人の塾長たちです。
この本は、そんな敏腕塾長たちが、地方名門国公立大学合格を目指す皆さんに〝合格への道〟を示す一冊です。それぞれの塾長が、各地での塾運営を通して培ってきた学習法のなかで、特に濃いところだけを一冊にまとめたものです。机上の空論ではない、徹底した現場主義のなかで生まれた学習法が、皆さんの力になれる点は多いはずです。
われわれの誰かが書いた内容が、全国の誰かの胸に届き、そしてひとりでも多くの皆さんの助けになれば、これほどの幸せはありません。
各章を担当する著者は皆さん、百戦錬磨の塾長たちですので、自分の信じる〝受験道〟を持っています。そのため、本全体をバランス良くまとめることよりも、現場で実践しているからこそ伝えられる生の話をできるだけそのまま述べることを優先しています。
読者の皆様には、その中で、参考になる、もしくは気に入ったところだけをつまみ食いしていただいても構いませんし、共通点を見出して活用していただいても構いません。大事なことは、自分に合った、自分に必要な情報を勝ち取ることだからです。実は、その姿勢こそが、もっとも重要な〝合格への道〟なのかもしれません。ぜひ、好きな章、必要な章から、気軽に読んでみてください。
目 次
11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学合格バイブル……もくじ
はじめに 地方と首都圏の間にある「差」はこの本で埋められる
序 章 自分の〝現在の立ち位置〟を知ろう
（序）なぜ今、「地方名門国公立大学」に注目が集まるのか？
（一）地方と首都圏の「意識」の差
（二）地方と首都圏の「環境」の差
（三）「なんで勉強なんかしなきゃいけないの？」と聞かれたら
第一章 地方名門国公立大学に合格するための五本の柱
第一の柱 「長期的な戦略」
第二の柱 「意識の持ち方」
第三の柱 「全科目共通の学習法」
第四の柱 「科目別の学習法」
第五の柱 「地方からの戦い方」
第二章 地方名門国公立大学に合格するための「長期的な戦略」
（一）地方名門国公立大学って？
（二）そもそも、なぜ国公立大学なのか？
（三）地方名門国公立大学に合格するための基本戦略
【１】自分を知る
【２】相手を知る
【３】長期的な戦略を立てる
【４】部活との付き合い方
【５】いつから何を？
【６】苦手科目はどうしよう？
【７】共通テスト優先？ 個別優先？
第三章 すぐ実行できる勉強法 絶対失敗する学習法
（一）「全科目入試」に対応できる勉強法
（１）勉強の前提（「覚える」ことからは逃れられない。工夫すべきは覚え方！）
（２）目標の立て方（数値目標と期限は必須！）
（３）勉強時間を確保するコツ（計画性って？）
（４）最強のマイペースを手に入れる（環境作り）
５）相談できる相手を見つけよう（ペースを保ち、正しい努力へ）
（６）積極的に評価を受けよう（大事な試験で失敗しないために）
（二）「絶対失敗する大学受験学習法」３つの事例
【事例１】時間管理が全然できなかったＸ高校卒業のＭくん
【事例２】自己流で大学入試に挑み、不本意な入学となったＹ高校卒業のＮくん
【事例３】塾でだけで勉強していれば合格できると信じて、見事不合格となったＺ高校卒業のＯさん
第四章 地方名門国公立大学合格を勝ち取る「意識の持ち方」
（１）合否は基準で決まる
（２）何よりも意識改革
（３）地方から大学合格を目指すということ
（４）いつ差をつけるのか
（５）子どもの意思をどこまで尊重するべきか？
（６）驚異の追い上げなどいらない
（７）認めて這い上がれ
（８）合格できるマインドの形成
（９）覚悟を持て
（10）学歴の重要性
（11）今を変える必要性
（12）自己分析
（13）習慣化が生み出す差
（14）誰よりも早く本気になる
第五章 志望大学合格を勝ち取る攻略法
（一）地方名門国公立大学に合格するための塾の選び方！
塾選びを深く考えずに決めてしまう４つの原因
［第一の原因］費用で比較する／［第二の原因］ブランド志向で選ぶ／［第三の原因］授業形式で選ぶ／［第四の原因］ネットのランキングや口コミの点数で選ぶ
失敗しない塾選びには通塾のタイミングが大事
（二）点から線、線から面、面から立体への３次元思考法とは？
（三）地方名門国公立大学に合格するための取り組み方
（四）難関名門国公立大学に合格するための取り組み方
第六章 高校生向け「地方からでも勝てる教科別勉強法」
（一）現代文の学習法
（１）現代文の基本は文法
（２）現代文は［１］漢字・語彙と［２］読解の２ステップでＯＫ
（二）古文の学習法
古文の学習法は３つ＋α
（三）数学の学習法
二つの方針に沿った共通テスト数学対策
（四）英語の学習法
（１）英語は５つの順番で勉強していく
（２）英語で点を取るための３つの学習法
（３）英語のリスニングに必要な「耳」をつくる
（五）生物の学習法
生物の勉強は６ステップで記述・考察問題までいける
（六）理科基礎科目の学習法
理科基礎科目は５つのサイクルをくり返す
（七）公民の学習法
社会こそ、「暗記」ではなく「理屈＝なぜ？」を知る
第七章 首都圏の学生とは異なる「地方からの戦い方」
――地方公立校出身・首都圏中学受験塾長の立場から
（一）私が感じる首都圏のアドバンテージ～マインド編
（二）私が感じる首都圏のアドバンテージ～システム編
（三）地方公立校出身／中学受験塾長の私が感じる地方の戦い方
第八章 わが子の力を伸ばす親のスタンス
（一）受験生のわが子に厳しくなってしまう理由
わが子だからこそ厳しくなる
親がわが子に厳しくなる理由は２つ
（二）親は子どもにどう接すればいいのか
親のサポートのゴールは「合格」ではない
親は味方だ！ と子どもが実感するための「親のスタンス」
何を言うか、より、誰が言うか―なぜ「スタンス」が大切なのか
親は味方だ！ と子どもが実感するための「やり方・ノウハウ」
【１】「できている」ものに注目する／【２】人が結果を出すまでの４ステップ／【３】見張ると見守る／【４】共通の敵を持つ／【５】後悔が残るのは
結果を出すより大事なこと
あとがき 合格に一番大事なもの、そして、受験で身に付けられるもの
〈著者に直接質問ができます！〉