からんころん心のお医者さん
カランコロンココロノオイシャサン
絵と文・みやらび
心優しく、生きる力が湧いてくる
著者は13歳の中学1年生。小学6年生の時にいろいろあって心が折れてしまいました。そんな時に母親の勧めで1日1枚詩と絵を描くことにしました。苦しい時期ではあったけれど、自分を見つめ直す大切な時間になりました。何もかも変えることはできないかもしれない、でも自分は変われるんだ! 13歳のピュアな詩は読む人の背中を優しく押してくれます。かわいらしいイラストは見る人の心を癒してくれます。読むだけで心が優しくなり、生きる力が湧いてくる1冊です。
主な内容
・心のお医者さん
・一人じゃない
・ぼさぼさくん
・つながる“心”
・生きる
・そう思うだけで

- 価格
- 1100円(本体1000円)
- 判型
- 四六判変型
- 頁数
- 96 頁
- 発行日
- 2012.1.21
- ISBN
- 978-4-87795-227-3
立ち読み
はじめに
詩という物語の1ページ目、それは私の心から始まりました。
小6の時、いろいろなことがあって突然、心がポキンと大きな音を立てて折れてしまいました。そんな時、母から1冊のスケッチブックを渡され、「1日1枚」絵を描くことにしました。毎日少しずつ描いていくうちに、言葉が生まれ、卒業するまでには、スケッチブックが20冊となりました。
「1日1枚」絵と詩を描く、というのは私にとってとても大切な時間でした。少しの間でも、自分と向き合うこと、それが私を大きく変えてくれました。
長い冬を越え、私はこの春、心の扉を開き、大きな一歩を踏み出すことができました。寒くて厳しい冬があったから、春の光の温かさを感じることができました。
何もかも全部変えることはできないかもしれない・・・。でも「自分は変われるんだ」そんなことに私は気づきました。
出版にあたり、たくさんの人にありがとうを伝えたいです。
この本を手にしてくださった全ての人に感謝を込めて・・・。
みやらび