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口コミ繁盛店が続出! 広告なしで人が集まる「ユーワード」の奇跡

クチコミハンジョウテンガゾクシュツ! コウコクナシデヒトガアツマル「ユーワード」ノキセキ

神谷年彦・鈴本 悠共著

口コミマーティングで応援型コミュニティを実現

ネット上とリアルな場所がハイブリッドでつながる
出店側とお客様の両者で成り立つコミュニティ(21世紀型人情型商店街)が出現

かつての商店街にあった人とのつながり、情報交換、お店とお客が応援し合って街全体が盛り上がる雰囲気……、そんな商店街がまったく新しい形で出現している。
そこでは、ネット上とリアルな場所がハイブリッドでつながり、参加するお店側とお客側が自分たちのアイデアを出し合っていろんなイベントを展開している。
ネット上のストア、リアルのお店が柔軟につながることで、まったく新しいコミュニティが形成されていく。
本書には、それを実現するシステムを展開するユーワードの魅力が満遍なく紹介されている。その基本理念は「三方良し」であり、時代が求める新しいビジネスモデルを提示している。

広告なしで人が集まる口コミ繁盛店が続出している!
・戻った店のにぎわい、安心して売り上げ計算ができる喜び
・好きなものを応援することで自分の未来が広がる
・これこそ理想の集客モデル
・人に与えた喜びが何倍にもなって返ってくる
・商店街再生で注目されている
・利害関係を超えた輪が全国に広がっている
・誰かを喜ばせるアイデアが実現する場所

主な内容

はじめに
 応援の力を最大限に活用
 出店側とお客様の両者で成り立つコミュニティ
1章 ユーワードが大変なことに⁉
2章 原動力は「応援」の力
3章 現代の最強メディアを紐とく
4章 ネット上の「コミュニティモール」としてどんどん広がる
5章 どこまで広がる? ユーワードの夢と可能性

詳細な目次のページを開く

口コミ繁盛店が続出! 広告なしで人が集まる「ユーワード」の奇跡
価格
1650円(本体1500円)
判型
四六判
頁数
192 頁
発行日
2022.9.12
ISBN
978-4-87795-418-5

立ち読み

はじめに

応援の力を最大限に活用

 世の中のダイナミックな変化はとどまるところを知りません。

 小さな携帯電話を介して世界中の人と顔を見ながら話したり、家にいながらリモートで会議をしたり、業務をこなしたり……。eメールができる、インターネットでなんでも調べられるというだけでもすごかったのに、今や5Gやバーチャルリアリティといった技術で、動画も驚くほどリアルな3D画像を思いのままに操れます。

 こうした技術の進歩に相まってコロナ禍の影響もあり、消費活動や働き方も劇的に変化しています。家にいながら買いものを楽しむ、3D映像で旅行気分にひたる、などということもできます。

 その一方で街の様相は大きく様変わりしています。大手スーパーチェーンが地方に大規模な店舗をつくり、周囲の個人店は後継の問題もあって営業をやめていく。地方都市を中心とする商店街では営業をやめる店が増え、「シャッター商店街」「シャッター通り」という言葉も一般的なものになりました。

 休日になると大規模ショッピングモールに車で乗り付けてお買いもの。それももちろん悪くありません。全国的に人気のショップが勢揃いし、エンターテイメントを兼ね備えたショッピングモールは、家族揃って楽しめるテーマパークのようなものです。買いものと遊びを兼ねて訪れるのに便利な施設です。

 それに対して、なじみの人たちが自然に集い、買いものはもちろん、さまざまな情報交換や、気の合う人同士でお茶を飲みに行ったり、ときには待ち合わせて食事に出かけたり……。必要なものを得ると同時に、人との交流を楽しむ。ときには互いに応援したりすることも。

 かつて商店街にあった自分の大切な居場所を、今は見つけるのが難しくなっています。どんなに生活が豊かに便利になっても、自宅にいながらなんでも指先1本で買えるようになっても、全国チェーンのサービスを、近くのショッピングモールで享受できるようになっても、私たちには人とのつながりが必要です。

 癒しグッズや癒しのスポットも助けてくれるけれど、誰かに見守ってもらい応援されること、そして自分も誰かのサポーターになれること。その実感が意欲や力、充実感につながります。

 そんな人との結びつきや応援の力を最大限に広げ、活用できる会員制コミュニティとして拡大し続けているのがユーワードです。ネット上で展開すると同時に、参加者たちが全国のあちこちでリアルなイベントや集いを自主的に企画して出会いや交流の輪を広げています。

出店側とお客様の両者で成り立つコミュニティ

 といっても、趣味の集いや、人脈を広げること自体を目的としているわけではありません。ネット上やリアルの場でお店やエステサロン、整体院などのサービス店を経営する人、さまざまな教室やイベントを手掛ける人、飲食店を営む人などが出店側として登録しています。

 一方、サービスを受けたい人や、頑張る出店者を応援したい人はお客様側として登録しています。出店側として登録していても、同時に他のお店を応援するお客様側になることもあるのがユーワードの特徴のひとつです。

 そのような出店側とお客様側の両者による会員制で成り立っているコミュニティがユーワードなのです。

 集まる人々にはそれぞれ目的があります。「自分の商品を知ってほしい」「サービスを楽しんでほしい」「いいお店の情報を知りたい」「お得にサービスを利用したい」「いいものを見つけて楽しみながら広めたい」……。

 想いも目的も活用の仕方、楽しみ方も自由自在。自分で工夫して展開していくことができるのもユーワードの特徴です。だから全国各地で「マルシェ」という人気イベントや、仲良くなった人同士の交流会が自主的に開かれています。

(以下つづく)

目 次

口コミ繁盛店が続出! 広告なしで人が集まる「ユーワード」の奇跡……もくじ

はじめに

応援の力を最大限に活用

出店側とお客様の両者で成り立つコミュニティ

ネット上とリアルな場所がハイブリッドでつながる

1章 ユーワードが大変なことに⁉

コロナ禍があらわにしたもの

物資不足の到来は避けられない

商品の提供が間に合わない

マルシェの人気が止まらない

飲み会もサークルもどんどんビジネス化

誰かを喜ばせるアイデアが実現する場所

集客も人脈も勉強も

ボーダーレスという強み

本物が出会うコミュニティの可能性

なぜユーワードなのか

マーケティングの専門家も注目

見極められない可能性

まだ間に合う! 元気な日本を再び

2章 原動力は「応援」の力

ひとり勝ちはひとり価値?

値下げ競争、サービス競争の行き着く先

応援するほど返ってくる〝こだまの法則〟

ギブ・アンド・テイクからギブ・アンド・ギブへ

三方良しの先にある四方良し、五方良し……の時代

集客から送客へ

しびれる120日ルール

ファンの影響力は無限大

応援には厳しい目も必要

3章 現代の最強メディアを紐とく

店舗経営は壮絶な生き残り戦争

いいものを提供するだけでは続かない

広告という底なし沼

薄れゆく広告の信用性

PRの落とし穴

SNSの光と影

信頼できる情報の見極め方

口コミのなせる技

SNS+口コミ=絶大な可能性

口コミが信頼できるものであるために

コミュニティの結束力

ネットとリアルのハイブリッドを実現

4章 ネット上の「コミュニティモール」としてどんどん広がる

ネット上の会員制「コミュニティモール」

推薦限定、ランニングコスト実質0円

「ユーワード加盟店」は信頼の証

ユーワードに出店するには

パートナーという応援システム

第3・第4の参加方法とは

会員はシビアなコンサルタント

魅力的なお店とは

人気の高いポイントメニュー例

全国を駆け巡る「第一号会員」

5章 どこまで広がる? ユーワードの夢と可能性

ユーワードというコミュニティの成り立ち

「まさかこんなことに⁉」のドキドキ感

現状打破には思い切りが必要

決めるのは会員一人ひとり

●好きなものを応援することで自分の未来が広がる

●戻った店のにぎわい、安心して売上計算できる喜び

●ユーワードは理想の集客モデル

●人に与えた喜びが何倍にもなって返ってくる

商店街再生の奇跡に全国が注目!

全国に利害関係のない交流の輪が広がる楽しさ

自分だけが儲けようとする人には合わない

信頼できる未知との出会いを

展望を語るワクワク感

あとがき

プロフィール

神谷年彦(かみやとしひこ)

大学卒業後サラリーマンを経て27歳で独立するも、商売の難しさに直面し、多くの経営者から学びを得る。自己成長と社会貢献の重要性を知り、自己投資を経て34歳で(株)MDクリエイトを設立。その後、ユーワードに出会って第一号会員となり、自らの飲食店経営の傍ら、店舗集客支援や経営アドバイスのために全国を駆け回り、カリスマ会員として応援活動に尽力。その後ユーワード役員となり運営に携わることで、さらなるコミュニティの広まりと充実を支えている。

鈴本 悠(すずもと ゆう)

地域おこし、ビジネスコミュニケーション、サステイナブル分野などを中心に取材、執筆を続けるルポライター。その他ウェブサイト、フリーペーパーの企画立案から制作、PRプロジェクトなども手掛ける。携わった書籍は『地方起業のすすめ「食」と「福祉」の翼』他、ビジネス書、ガイド書など多数。