自分の名前に「ありがとう」を唱えるとみるみる幸福ゾーンが開く
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ペルー賢者の教え2「実況中継をやめるとうまくいく」
愛場千晶著
幸福ゾーンを開くことこそ幸せに生きる秘訣
本書は「ありがとう」シリーズの著者である愛場千晶の第五弾として出版された。
今回は、既刊『自分の名前に「ありがとう」を唱えるとどんどん幸運になる』に登場したペルー賢者と、瞑想の専門家でありヒーリングセラピストである著者が「幸せに生きる」秘訣について徹底して語りつくしている。
「言葉が人生をつくる」
「口から発した言葉、心の中で思った言葉は、必ず自分に戻ってくる」
これが宇宙の法則であることが、さらに深く、しかも、きわめてわかりやすく語られている。
普段、何気なく口にしている言葉、心の中で思っている言葉、その言葉を変えることでこそ人生は変わる。このことこそ本書がもっとも伝えたいことである。
いやいや、言葉を変えたくらいで人生が変わるなら苦労しいないよと思われるなら、ぜひ一読をおすすめしたい。私たちが普段口にしている言葉のエネルギーがいかに人生を動かしているか、心から実感できるにちがいない。
主な内容
Chapter1「実況中継」をやめる
Chapter2 とくに3つの実況中継をやめる
Chapter3「人生を楽しむ」と決める
Chapter4 辛い経験はギフト
Chapter5「信頼」には魔法の力がある
Chapter6 正義という名で人を裁いてはいけない
Chapter7 暗い気持ちのまま過ごしてはいけない
Chapter8 心配しすぎは呪いの念を引き寄せる
Chapter9 周波数のことをもっと深く知る
Chapter10 病気の周波数に同調しなければ健康でいられる
Chapter11 幸福ゾーンを開くと願望達成できる
- 価格
- 1540円(本体1400円)
- 判型
- 四六判
- 頁数
- 160 頁
- 発行日
- 2022.12.15
- ISBN
- 978-4-87795-422-2
立ち読み
はじめに
『自分の名前に「ありがとう」を唱えるとどんどん幸運になる』を読まれた皆さんから「続編はないの?」と聞かれることがよくあります。
本編では、私が若い頃にペルーの賢者と出会い、「言葉が人生をつくる」ことについて学んだことを述べました。
そのなかで、とくに貴重なメッセージは
・口から発した言葉と心の中で思った言葉は同じ影響力をもつ
・発した言葉は必ず自分にそのまま返ってくるのが宇宙の法則である
・自分の名前に「ありがとう」を唱えるとどんどん幸運になる
の3つでした。そして、全国の読者の皆さんからは驚くほどたくさんの反響がありました。
「本の中の記入ページに自分の名前を書いて唱えたら 涙が止まらなくなった」
「自分が不幸な原因がわかった」
「書いてあることを実行したら、本当に運気が上がってきた」……
そして、「言葉が人生をつくる」ことについて、ペルーの賢者が語ったことをもっと知りたいという声をたくさんいただきました。そのご期待に応えようと執筆したのが、この続編です。
本のタイトルに「幸福ゾーン」という言葉が入っています。私は幸せを感じるゾーンを「幸福ゾーン」と呼んでいますが、このゾーンが開かれると幸せ感が一気に高まります。そして、いろんな願望を達成することもできるようになります。それは、ペルーの賢者との対話で私がいちばん印象に残ったことを表しています。
「ゾーン」といえばスポーツ選手が集中力を高めて最高のパフォーマンスを発揮するとき、よく「ゾーンに入った」と言っているのを聞かれたことがあると思います。その状態になると「ボールが止まって見えたり、ボールの縫い目が見えたりする」と語るアスリートもいます。
バスケットのレフリーをやっていた方から、「調子がいいときは、みんなの動きがスローモーションになって、次にボールがどこに飛ぶかわかる。だから、いい場所でレフリーとして対応できた」という話を聞いたこともあります。
残念ながら運動音痴の私には未知の世界ですが、アスリートたちはゾーンに入ることで不安とか緊張がなくなり、ひたすら楽しく競技に打ち込めるのだと思います。
しかも疲労感も少なく直感もよく働いて咄嗟の対応ができるため、高いパフォーマンスを発揮できるにちがいありません。
じつは、このことはアスリートに限ったことではありません。人生の色々な場面で必要なゾーンが開かれると、とてつもない実力を発揮することができます。それは、誰もがいちばん願う幸せを感じることにおいても同じです。
国連の関連機関が毎年「世界幸福度ランキング」という調査結果を発表しています。それによれば、2022年の日本のランキングは54位でした。
評価基準の上位にある項目は「一人当たりのGDP」と「健康寿命」などで、これらは幸福度ランキング上位国と日本にそれほどの差はありません。それなのに日本のランクを押し下げているのが「人生評価/主観満足度」という項目です。
つまり、日本人は幸福を感じる力が弱いため、総合ランキングが54位と驚くほど低くなっているということです。
なぜ、そうなるのか心理学的な解説はたくさんありますが、幸福感や自己肯定感が低いという現状は変わらないままですし、もっと深刻になっているようにも思えます。
本当の理由は、私たち日本人の「幸福ゾーン」が開かれていないために幸せを感じる力が弱くなっているからだと思います。日本人は自己肯定感が低いという指摘もありますが、これも同じ理由です。
私は長年、瞑想の指導をしてきました。さらに、ペルーの賢者の言葉を実践するなかで、「幸福ゾーン」を開くためには、ハートの内側に向けて自分の名前に「ありがとう」を唱えることが効果的であることを知り、皆さんにお伝えしています。
これは、誰でも簡単に実践することができます。そして、すでに実践した方たちからはたくさんの反響の声が届いています。
本編で、そのヒントをペルーの賢者から学んだとお伝えしましたが、そのことについてもっと深く知ることができるのが本書です。
私たちが普段、口から発する言葉、心の中で思う言葉がいかに人生をつくっているか、「ありがとう」の言葉の力がいかに大きいかをもう一度確認するとともに、「幸福ゾーン」がみるみる開く方法を紹介していきましょう。