topbanner

総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

日本人の誇りと自信を取り戻す33話

ニッポンジンノホコリトジシンヲトリモドス33ワ

学校では決して教えなかった!!/日本がとてつもなく悪だと刷り込まれてきた戦後教育からの脱却

徳永圀典著

もっと日本を好きになり、愛せるようになる!!

日本の危機を脱するためにまず必要なことは、戦後さまざまな手段で隠蔽されてきたわが国本来の歴史と民族の美点を認識し、誇りを取り戻すこと。「敗戦」の呪縛からの脱却、武士道精神、中国・韓国との付き合い方など、日本国を見直すための全33話を収録する。

主な内容

Ⅰ 今こそ心を根本から立て直す精神作興を
Ⅱ 「敗戦」の呪縛から脱却すべし
Ⅲ 世界に誇るべき日本人の武士道精神
Ⅳ 誰も言わない中国・韓国との真っ当な付き合い方
Ⅴ 油断ならないアングロサクソンとの付き合い方
Ⅵ 似て非なるもの「神とゴッド」(日本の原理と西洋の原理)
Ⅶ 今、はっきりと聞こえてくる「亡国の地鳴り」
Ⅷ 惰眠を貪るマスコミよ目を覚ませ

詳細な目次のページを開く

日本人の誇りと自信を取り戻す33話
価格
1430円(本体1300円)
判型
四六判
頁数
160 頁
発行日
2013.2.11
ISBN
978-4-87795-251-8
在庫なし

立ち読み

まえがき

 日本の人口最少県鳥取県の県民全人口は六十万人に満たない。隣接する岡山県の県庁所在地岡山市一市の人口七十万人より十万人も少ないのだ。鳥取県はよく、隣県の島根と区別がつかない、とも言われている。その鳥取県に寡占紙「日本海新聞」が発行されている。
 平成十年前後から、私はその地方紙のコラム欄に、毎月一度千六百字の寄稿を十年間続けた。この間、私の手元には県内外から一千通を越える手紙、葉書やメール、電話で反響が届いた。人口最少県の出来事としては、驚くべき現象である。
 中には、「見通しの悪いフロントガラスをさっとひと拭きする車のワイパーのように、分かりにくい社会現象や歴史事象の本質が一瞬にして理解できるようになった。まさに徳永論文のワイパー効果です」などと望外のお褒めの言葉をいただいたりもした。
 意を強くした私は、新聞寄稿文を中心に自費出版で『平成の大乱』『私の憂国放論』(どちらも非売品)を刊行して全国の知人・友人に合わせて千冊配布した。その後、拙文に目をとめて下さった地元出版社の編集長さんからお話をいただき、平成十六年、『人類最高の良いこと』(山陰ランドドットコム社刊)を出版。私の心配をよそに、これは県内書店のみの配本で三千部を完売した。
 本書は、これらをまとめ直し、新たな書き下ろしなどを加えたものである。
 わが国は、広く世界の各国と比較して、個人能力レベルは極めて高いのに、特に戦後の憲法と教育が悪く、国として普通の感覚を失っている。その現状は恐るべきもので、今や後が無い所まで到達してしまった。この精神的荒廃は、東日本大震災の被害よりはるかに大きく、国家は危機的状況にある。
 この危機を脱する為にまず必要なことは、戦後さまざまな手段で隠蔽されてきたわが国本来の歴史と民族の美点を認識し、誇りを取り戻すことだと思う。日本を嫌いな日本人も多いが、それは人類史の中で日本が果たして来た役割を知らない故である。
 素晴らしい二千年の文明・歴史を持つ国・日本を愛してやまない一人の国民として、本書が、一人でも多くの方の目に触れ、日本国を見直す契機となれば本望である。

平成二十四年十一月文化の日
徳永圀典

目 次

もくじ・・・日本人の誇りと自信を取り戻す33話

まえがき

Ⅰ 今こそ心を根本から立て直す精神作興を

1 日本再生の鍵は「精神作興」にあり

2 現代日本に必要な仁徳天皇と明治維新の武士総退陣の精神

3 極めて大切な国の興亡は「ただ公私の間に在る」のみ

4 今こそ政治に効率を要求する

Ⅱ 「敗戦」の呪縛から脱却すべし

5 日本人だけが知らない東京裁判の真実

6 東京裁判の検事を恐れさせた将軍Aの「証言」

7 マッカーサーのアメリカ上院議会での忘れられない証言

8 現代社会混乱の「根」は戦後の自虐教育にあった!

Ⅲ 世界に誇るべき日本人の武士道精神

9 「人類史上最高の良いこと」をした日本

10 歴史を五百年スパンで巨視的に見る

11 外国人が高く評価する日本と日本民族

12 明治の独創的翻訳二十万語に見る日本人の優秀さ

13 品格が無く戦闘的な外国国歌の中にあって「君が代」の秀逸ぶり

14 藤山一郎が作詞した日本語の誕生歌の素晴らしさ

15 「武士道精神、誠」の思想 そのレベルの高さに気付かぬ日本人

Ⅳ 誰も言わない中国・韓国との真っ当な付き合い方

16 毛沢東の発言 謝る必要は無い、日本は我々を助けたのだ

17 韓国は友好国だが油断は禁物

18 「日本の隣国になりたい」 ASEAN会合でのインドネシア大統領補佐官の発言

19 形骸化した中国「道義と礼と恥」の観念

20 「日本の不幸は中国と朝鮮」 福沢諭吉『脱亜論』より

Ⅴ 油断ならないアングロサクソンとの付き合い方

21 殺戮と恫喝で富を得る西洋は野蛮(西郷隆盛)

22 反自然の西欧原理から離別して日本自らの文明に目覚めよう

23 アングロサクソンのルーツは略奪する海賊

Ⅵ 似て非なるもの「神とゴッド」(日本の原理と西洋の原理)

24 伊勢神宮などに代表される神道こそ日本文明の原点であり誇り

25 日本の神と西洋の神の違いが経済摩擦を引き起こす

Ⅶ 今、はっきりと聞こえてくる「亡国の地鳴り」

26 敗戦後、アメリカの戦略で体質が変えられてしまった日本人

27 日本を蝕みつつある結果平等主義が子供にも蔓延

28 自国の主体性・独自性を放棄した戦後の日本人

29 子供たちに「共存のルール」を教えて伝統や父祖の歩みを伝えよう

30 二千年の文明の国なのに二つの段階で惨憺たる国家に

31 国力の基礎、人口減少がもたらす驚くべき日本の未来

Ⅷ 惰眠を貪るマスコミよ目を覚ませ

32 自国の利益を考えないマスコミは国民から「反発を招く」

33 マスコミは真の勇気とジャーナリズム精神の発揮を

 

あとがき

プロフィール

徳永圀典(とくながくにすけ)

鳥取県に生まれる。住友銀行入社1年後、本店外国部でコレスポンデンスや現在のディーラー業務に従事。その後本店営業部外国為替課などで外国関係を通算10年経験。大阪の支店長歴任後、本店人事部審議役で勇退退職。帰郷して鳥取市・ふそう銀行の代表取締役常務に就任。山陰合同銀行との合併に携わり、その成功を機に60歳で完全引退。地元鳥取の県民紙「日本海新聞」の潮流欄に10年にわたり寄稿、読者の好評を博した。現在は「鳥取木鶏会」を主宰するかたわらホームページ(http://www.ncn-t.net/kunistok/)を運営し広範な人々の支持を得ている。平成23年に傘寿を迎えた。趣味は登山。著書に『平成の大乱』『憂国放論』『人類最高の良いこと』がある。