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総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

誰も書かなかった ハネムーンでしかできない10のこと

ダレモカカナカッタハネムーンデシカデキナイ10ノコト

旅行は愛の積立貯金

安東徳子著

入籍したらハネムーン!

ハネムーンは、一度きりの特別な旅行で、ハネムーンでなければ体験できないことがたくさんある。本書で、ハネムーンの特別な意味、ハネムーンでしかできないことを知れば、①価値がない②お金がない③時間がないという理由で、ハネムーンに乗り気でなかった二人の迷いも吹き飛ぶでしょう。

主な内容

第1章 ハネムーンへ行く本当の意味
第2章 ハネムーンは行き先を先に決めてはいけない
第3章 ハネムーンでしかできない10のこと
第4章 ハネムーナーに伝える旅の知恵
第5章 幸せな結婚生活はハネムーンから始まる

詳細な目次のページを開く

誰も書かなかった ハネムーンでしかできない10のこと
価格
1320円(本体1200円)
判型
四六判
頁数
128 頁
発行日
2014.7.25
ISBN
978-4-87795-295-2

立ち読み

はじめに

入籍したらハネムーン!
「入籍したら、絶対にハネムーンに行ってほしい」
それが、この本を書いた理由です。
この本を読んだら、ふたりは絶対に、ハネムーンに行きたくなります。きっとハネムーンに行って、心の底から「行ってよかった!」と思うでしょう。

私がお世話をした5000組のカップルの皆さんからも、「ハネムーンに行ってよかった」のコメントしか聞いたことがありません。
行った人は、皆、「行ってよかった!」と思うハネムーン。それなのに、ハネムーンに行くかどうか迷うのは、3つのことが原因です。

①価値がない
②お金がない
③時間がない

①「ハネムーンなんて行く価値はない」と考えていたふたりの場合
「ハネムーンにお金を使う価値なんてない」と考えていたA男さんが、ハネムーンへ行ってみました。A男さんは、形に残らないものにお金を使う気はなかったのですが、妻のA子さんに頼み込まれて、ハワイへ出かけました。
ワイキキの空港に到着し、入国審査のとき、旅の目的を聞かれました。
「ハネムーン」
と一言答えると、係員はとたんに満面の笑みを浮かべて
「コングラチュレーションズ!」
と祝ってくれました。
見ず知らずの異国の職務中の人たちが、こんなふうに自分たちの結婚を祝ってくれるなんて、と感激したA男さん。でも、それだけではありませんでした。
ホテルに到着すると、ハネムーンのふたりに空港でプレゼントされたお揃いのレイ(花の首飾り)を見て、ドアマンもベルボーイもフロント係も、皆、
「コングラチュレーションズ!」
と祝ってくれます。
レストランでも、ショッピングセンターでも、ふたりがハネムーナー(ハネムーン中の新婚夫婦)だとわかると、
「コングラチュレーションズ!」
「ハバ グッド ライフ!」
と声をかけてくれます。
お祝いの言葉のシャワーを立て続けに浴びたA男さんは、
「ハネムーンにきて、本当によかった」
と心から感じました。
「形にならないものにお金を使うなんて嫌だ」
と考えていた彼は今、なんと、旅行業に就いています。

②「ハネムーンには行きたいけれどお金がない」と考えていたふたりの場合
ハネムーンには行きたいと思っていたけれど、貯金がないB男さんとB子さんは、
「旅行にお金を使って、この先の生活は大丈夫かな?」
と心細く思っていました。
「この機会を逃したら、ずっと行けないかもしれないよ。せっかくの機会なのだし、お金も貸してあげるから、ぜひ行っておいで」
夫婦仲がとてもよい彼女の両親に背を押され、ふたりは思いきって、憧れていたハワイの大自然を体感しに行くことに決めました。
「それなら、有名なオアフ島だけではなく、ハワイ島にも行ってごらん」
ハワイに詳しい先輩が勧めてくれたので、飛行機代が余計にかかりますが、
「せっかく行くのだから、後悔はしたくない」
そう考えて、ハワイ島も旅程に入れることにしました。
ハワイ島へ泊まった翌日。ふたりは勧められた通りに、早朝のマウナケア山に登りました。朝日が昇るとき。雲が天然のスクリーンになって、ふたりを紫色の光が包み込みました。それは生まれて初めて見る、自然の神秘の瞬間でした。
「この世界に私たちしかいないみたい」
今までに感じたことのない一体感が、B男さんとB子さんを包みます。
「ここに来なければ経験できない感動だったね」
「本当に来てよかったね」
と思ったふたり。入籍して3年経った今、ときにはケンカをすることもありますが、このときの景色を思い出すと、いつのまにか仲直りしてしまうそうです。

③「ハネムーンに行く時間がない」と考えていたふたりの場合
ふたり揃って忙しくて、入籍はしたものの、なかなか行く時間がとれないC男さんとC子さん夫婦は、
「新婚旅行だけは行きたい!」
と、必死の思いで仕事をやりくりしました。
やっとの思いでふたり揃って休暇がとれたのは、たったの4日。少しでも長く過ごすために、仕事を終えた夜に成田空港を出発し、早朝に成田に帰ってきたらそのまま会社へ出勤するという、3泊4日プラス機中泊2泊のギリギリの強行スケジュールを立てました。
ところが、パラオで過ごした4日目に、ひどい悪天候に見舞われてしまいました。帰国予定のその晩の飛行機は全便キャンセル。さらに運が悪いことに、翌日も全便キャンセル。ようやく日本へ出発できたのは、パラオ滞在6日目の夜でした。
絶対絶命のピンチと思ったふたりでしたが、C男さんもC子さんも、帰国後それぞれの同僚から温かく迎えられました。
「皆にたくさんの迷惑をかけたので、帰ってから居場所がなくなるのではないかとヒヤヒヤだったんです」
「でも、『“ハネムーン”だったのに大変だったね』と会社の皆からねぎらわれたし、『“ハネムーン”だからゆっくりできてよかったね』とさえ言ってもらえて」
「ハネムーンって、本当に特別なんだな、って思ったね」
「あのとき思いきって行かなかったら、一生、パラオには行けなかったね」
今も相変わらず忙しいふたり。普段は休日を合わせるのも難しいほどですが、年に一度は「一泊でもいいから」と、休暇を合わせて旅行へ行くそうです。

行った人は皆、「行ってよかった」というハネムーン。
それは、ハネムーンは人生で一度きりの特別な旅行で、ハネムーンでなければ体験できないことがたくさんあるからです。

これまで誰も書かなかった、ハネムーンの特別な意味。
これまで誰も書かなかった、ハネムーンでしかできないこと。
どれも、この本で初めて明かされることです。

 この思い込みによる常識を覆し、あなたの老化を止め若返りをもたらす為に私の実体験から生まれたのがこの書です。

目 次

もくじ◎誰も書かなかった ハネムーンでしかできない10のこと

はじめに

第1章 ハネムーンへ行く本当の意味

誰も教えてくれなかった、ハネムーンに行く理由

ハネムーンに行く特別な意味 ①ハネムーンは人生に一度の“うるキラ”旅行

ハネムーンに行く特別な意味 ②ハネムーンは人生で一度の“VIP”旅行

ハネムーンに行く特別な意味 ③ハネムーンは人生で一度の“せっかく”旅行

ハネムーンに行く特別な意味 ④ハネムーンは人生で一度の“はじまり”旅行

ハネムーンに行く特別な意味 ⑤ハネムーンは人生で一度の“スイッチ”旅行

ハネムーンの賞味期限は365日

コラム1 旅のプロに聞いた、素敵なハネムーン

第2章 ハネムーンは行き先を先に決めてはいけない

ハネムーンは目的を先に決めよう

さらにこだわるなら旅の“スタイル”を決めよう

ハネムーンは、“旅慣れていないほう”に合わせよう

ふたりの“こだわり”は?

旅のスタイル×こだわり別オススメ目的地

コラム2 旅のプロが教える、ハネムーンでのサプライズ必勝法

第3章 ハネムーンでしかできない10のこと

ハネムーンでしかできない10のこと

1・「ハネムーナーです」と名乗って旅をする

2・さりげないペアルックをする

3・ふたりとも初体験のことをする

4・ドレスアップしてレストランへ行く

5・“世界にふたりきり”を体感する

6・大きなダブルベッドの上で、ルームサービスの朝食を食べる

7・50年後も変わらない景色を背景に、写真を撮る

8・これからする“ふたりの旅”の話をする

9・その土地にふたりの足跡を残していく

10・夫婦の旅の歴史をつくるお土産を買う

入籍後365日以内にしかできないことがある。それを楽しむのが、 ハネムーン

コラム3 旅のプロが教える、ハネムーンでの部屋選び

第4章 ハネムーナーに伝える旅の知恵

旅の印象は“はじめ”と“おわり”で決まる

ハネムーンでパートナーにしてはいけないNGなこと

ハネムーンだから持っていきたい5つのアイテム

お土産はハネムーンのお福分け

双方の両親には特別なお土産を

ハネムーンがもたらす両親へのプレゼント

ハネムーンのお土産を内祝いとして贈る

男性はエスコートから逃げるな!

念のために読んでおく、レストランでのマナー

☆ハネムーンで使える英会話

コラム4 旅のプロが教える、ふたりの思い出の時間を演出する夜景

第5章 幸せな結婚生活はハネムーンから始まる

つべこべ言わず、まず行ってくる

旅が、ふたりの絆を強くする

おめでた婚のカップルほど、ハネムーンが必要

“キャッチアップハネムーン”のススメ

帰省も旅のひとつです

旅行は愛の積立貯金

 

おわりに

プロフィール

安東徳子(あんどうのりこ)

サービスビジネス・コンサルタント

株式会社エスプレシーボ・コム 代表取締役

学校法人中村学園アイエステティック美容専門学校学校長

明治学院大学社会学部社会学科卒業。広告代理店勤務、ピアノ講師を経て、1986年、ウエディングプランナーの仕事を開始。

都内観光系専門学校にて日本初となるウエディングの専門教育に着手。その後、起業し、ホテル、ウエディング、旅行などホスピタリティ業界において1万人以上の研修実績を作る。共感力を発揮する『EC(エモーショナル・コミュニケーション)メソッド』をベースにしたコンサルテーション、研修の他、若い人材の教育も手掛け、現在までに2000人以上の学生を業界に輩出。

講演会、セミナーなど年間125本という驚異的な実績を作る。今回は旅行業界の経験の中で温めてきた珠玉のコンテンツを公開。