2週間で人生を変える! 語学留学&ホームステイ Just do it now!
2シュウカンデジンセイヲカエル! ゴガクリュウガク&ホームステイ Just do it now!
語学学校の現地で見える“体験の力”
青井ゆかり
未来の自分につながる短期留学
著者はアメリカ滞在25年で、女性経営者としてカリフォルニア州アーバインで語学学校、ホームステイの会社の運営を続けています。まだ日本にいたころ、ハワイに短期留学&ホームステイをし、ワクワク、ドキドキの体験をしたことが、その後の人生を変えたといいます。そして、今は、アーバインに住み、毎年、何百人もの留学生を受け入れています。
他の語学留学と異なるのは、ホームステイを組み合わせていることです。語学学校でさまざまな出身国の人たちと同じ教室で触れ合う体験や、アメリカ人の一般家庭で過ごすという体験は、たとえ短期間でも人生のマインド&ライフを変えるきっかけになります。これこそ、毎年数多くの留学生を受け入れ、支援しながら実感したことであるといいます。
本書には、他の語学留学の解説本にはない、現地で留学生を支援してきた著者だから伝えられるイキイキとした情報があふれています。現地での素敵な体験、英語でコミュニケーションする体験、先に知っておくと安心できる情報(常識編・生活編・カルチャーギャップ編)など満載です。
観光旅行で海外を訪れるのとは、ひと味もふた味も違う語学留学&ホームステイの素晴らしさが伝わってきます。「いつかしてみたい」が「今すぐ、しよう!」へと心動かされる本です。
立ち読み
はじめに 私の人生を変えた語学留学&ホームステイ
世界には「!」や「?」がいっぱい
私がカリフォルニア州アーバインに住んで、25年が経ちました。小さかった子どもたちも成長し、結婚して家庭を築いています。それ以前にもハワイへの留学や、カリフォルニアでの生活など、海外での暮らしが続き、今では語学学校などを経営する、ここ、アーバインが私の生活の基盤になっています。
アーバインは全米一安全といわれる街です。大谷翔平選手もしばらく住んでいて、私も同じマンションだったこともあります。
大谷選手が日本の小・中・高校生にプレゼントする海外留学&ホームステイも大谷選手が住んでいたここアーバインが受け入れ先になっています。
もちろん、生まれ育った日本への愛は尽きることがありません。どこにいても、故郷、日本のことを想い、日本人として生きています。同時に日本を愛するからこそ国際人でありたいと思っています。
どこにいても、日本人としての誇りを胸に堂々と歩いていける。楽しんで自分自身を生きられる。そんな人が増えれば増えるほど、日本の素晴らしさを世界にアピールできるはずです。日本の国自体も、よりよく輝いていくはずです。
そんなことを考えるのも、私が日本を離れているからかもしれませんが、いつか日本に暮らすことがあっても、同じことを思い続けることでしょう。
外から日本という国を見ていると、日本のいいところ、ユニークなところ、もっとこうだったらいいんじゃないかというところなどを、いろいろな視点から考えます。日本にだけいたら、当たり前すぎて気づかなかったことも、外から見ると「すごい!」「これ好き!」「へぇ!」「あれ?」「どうして?」ということがたくさんあります。
こんなことは、たくさんの人が言っていることで、「それはそうでしょうね」と思われるかもしれません。でも、人から話を聞いて想像したり考えたりすることと、自分自身が体験して気づくことはまったく違います。「すごい!」も「どうして?」も、実際に自分が触れることで自分のものになるからです。
想像できない、考えもつかない「!」や「?」が世界にはいっぱいあります。それを実際に体験すれば、日本にいても、日常の中に「好き!」や「あれ?」があふれて、人生はもっともっと豊かになります。私はそう感じています。
(以下つづく)
目 次
2週間で人生を変える! 語学留学&ホームステイ……もくじ
はじめに 私の人生を変えた語学留学&ホームステイ
世界には「!」や「?」がいっぱい
実際の体験で感じるワクワク、ドキドキは新鮮
ハラハラドキドキのジェットコースター人生へ
短くても海外に出て生活する体験が変わるきっかけに
Part1 語学留学&ホームステイでマインド&ライフが変わる
(一)語学留学&ホームステイだから体験できること
(1)いろんな人種と「あなた」と「私」として交流する体験
(2)多少まちがっても英語は伝わる体験
(3)自分で考えて決める体験
(4)英語思考の体験
(5)日本の良さを考え直す体験
(6)多様な世界で生きる体験
(7)どんな相手でもまず個人として向き合う体験
(8)より安全な環境を選ぶ体験
(二)これだけは知っておきたい心得
(1)語学学校の選び方
(2)お金の管理
(3)病気・ケガを避ける知恵
(4)自分の安全は自分で守る
(5)あいさつをする、コミュニケーションを積極的に行う
(6)言うべきことは言うが、言ってはいけないこともある
(7)アルコールとの付き合い方
(8)ウーバータクシーを賢く利用する
Column ホームステイでいちばん大事なこと
Part2 現場では素敵なことがたくさん起こる
01 「やっぱり日本人は消極的なんだ」と再認識
02 アメリカで大好きな野球を教える充実感
03 「英語で話すのって気持ちいい!」
04 一生の思い出、ずっと続くつながり
05 多様性と柔軟性に触れて点が線になった
06 「生活が180度変わりました!」
07 人生を変えるために留学にトライ!
08 留学は毎日が冒険でとても刺激的!
09 何にでもチャレンジできるアメリカが大好き!
10 ここは自然にポジティブになれる場所
11 また、絶対カリフォルニアに戻ってくる!
12 見たことのない人たちと過ごす機会に視野が広がった
13 たくさんの文化をまとめて経験できる
14 大手クルーズ会社に転職、世界を船で旅する生活に
Part3 英語はコミュニケーションツール
01 日本の学校で習った英語と全然違う!
02 自分自身のアイデアで挑戦したい
03 英語の勉強も夢もどこまでも
04 ロンドンから英語の勉強に!?
05 本当の教材は共に学ぶ仲間や現地の人々
06 日本人同士でも英語で話そう
07 日本の英語教育ってちょっと不思議?
08 「私が下から3番目のクラスだなんて」
09 本物の英語を話すという「野望」を実現した
10 留学当初、「YES」と「NO」しか言えなかった
11 「ファックユー」のひと言で受講禁止に
12 英語恐怖症で引きこもりに
13 英語の力はまさにステップアップで
14 和製英語で大混乱
15 ちょっとした聞き違いで家族の行方不明事件
16 Tシャツの文字デザインの意味を考えず街を闊歩
17 中学英語で通じるなんて真っ赤な嘘?
18 なにをそんなに謝るの?
19 YesがNoで、NoがYes?
20 69歳の留学は毎日が楽しくてしょうがない!
Column 生の現場に飛び込んでみよう!
写真で見る楽しい体験
Part4 先に知っておくと安心できるトラブル
(一)常識編
01 キッチンに殺虫剤
02 ホストの旅行中に仲間を呼んでパーティーの結末
03 すべてを飲み込むブラックホール部屋
04 冷蔵庫に「食べるな!」の貼り紙が
05 リビング占領軍になる前に
06 わがまま放題は通用しない
07 「皿を洗え」とホストに命令?
08 ホストファミリーはホテルじゃない
09 ホストにサービスを期待する身勝手
(二)生活編
01 恐怖! 呪いの黒髪?
02 トイレの大洪水を招いたのは?
03 シャワーが途中で水になったワケ
04 洗面台が水浸しは許されない
05 パジャマでウロウロすると……
06 ディスポーザーって意外と難しい
07 30歳でも、IDがなかったらお酒が買えないことも!?
08 いつでもどこでも残したものは持ち帰り
(三)カルチャーギャップ編
01 家が警察に包囲された!
02 毎日ピザって、異常じゃないの?
03 ビール一口で手錠なんて!?
04 魚を焼いたら怒られて
05 ビールを冷蔵庫で冷やして大目玉
06 パパとママが入り乱れて、誰が誰やら
07 日本の文化も政治も知らない日本人
08 連絡をしないまま外出したら捜索願が……
09 国境はうっかり越えたら戻れない
10 ホームシックで泣きながら帰国って……
おわりに