頭のいい夫婦 気くばりのすすめ
アタマノイイフウフ キクバリノススメ
ちょっとしたコツですれ違い解消!!
松本光平著
頭のいい夫婦 気くばりのすすめII
20年にわたる夫婦カウンセリングで、得た著者の結論は、「愛のルール」がわかればあなたの愛が報われる、ということ。「これだけはやってはいけない夫婦間のタブー」、「夫婦仲がよくなり幸せをつかむ15の秘訣」など夫婦の危機を救う本。

- 価格
- 1540円(本体1400円)
- 判型
- 四六判
- 頁数
- 208 頁
- 発行日
- 2006.10.21
- ISBN
- 4-87795-098-2
在庫なし
立ち読み
仲が良くなり幸せがやってくる
“結婚生活の破綻は、ちょっとした心遣いを忘れるところから始まる。結婚の幸福は非常にデリケートにできているから、手荒い扱いは禁物である。この感じやすい植物は、思いやりのない手で触れただけで傷つき、無関心によって凍りつき、疑いによって破れてしまう。結婚という幸福の花には、常に優しい愛情をふり注いでやることだ。暖かい思いやりの光をあててその花弁を開けてやり、どんなものにも揺るがない、「信頼」の鉄壁で守ってやることだ。こうして成長した結婚という幸福の花は、人生のあらゆる時期に香わしく咲き、老年の淋しさすら甘美な甘さで包むのである。”
トーマス・スプラット(イギリス・1635〜1713)

- 読者より
- はじめまして。 松本さんの著書『頭のいい夫婦気くばりのすすめ』を拝読いたしました。
普段、本はたいてい“立ち読み”で済ましてしまうことが多かったのですが、この本は「何度も読み返すであろう」と思い、購入いたしました。
2週間程前の新聞か何かで、本の広告が掲載されており、私もちょうど「妻のひとこと、ひとことがカンに障って仕方がない」と感じていた時期であったため、「早く読みたい」と思っていました。
内容は文章のひとつひとつが胸に染入り、大変勉強になりました。特に「『ありがとう』欠乏症」は自分にも思い当たるふしがあったため、昨夜から妻に対して、「ありがとう」を意識的に使うようにしました。今朝もその調子で話していたところ、妻も若干「どうしたの?」という感じで“いぶかしんでいる”のが半分、“まんざらでもなさそう”な感じが半分といった様子です。
いずれにせよ、本当に“魔法”のように、これまでの関係と違ってくるものが感じられます。
また、「男性は褒められたい」という点も強く共感した点です。
私たちには2歳の息子がいるのですが、朝食をとりながら、「男の子は褒めて育てるものだよ」と話したところ、「じゃあ、あなたも男の子だから褒めたほうがいいのね」と妻。何食わぬ顔をしながら、心のなかで「しめしめ」とつぶやく私。
この“変化”を暫く楽しんだ後、妻にも本を読んでもらいたいと思っています。
そういった点で、この本は同僚にも「是非、読んでもらいたい」と思っています。
ちょうど、同年代であり、小さな子どもに対して“手のかかる”家庭が多く、夫婦の関係を強化することがとりわけ重要な時期だからです。
渋谷の(複数の)バラバラ事件ではありませんが、「自尊心を満たす」ことが大切なことはいうまでもないことですが、自分のことばのひとこと、ひとことがどれ程相手を傷つけているかに、私たちは鈍感になっていますね。
「他人をけなして笑いをとる」程度の低いテレビ番組も遠因かもしれませんが、いずれにせよ、この本は夫婦になる前に一度お互いが読んでおく価値があると思います。
もちろん、仕事でも活用できますので、今後は職場でも「ありがとう」「助かったよ」を努めて使おうと思っています。(それらのことばを使った自分のことも好きになる、というのは事実ですね。自分にも自尊心が持てるような気がします)
本は内容も勿論いいですが、読みやすくレイアウトされていますね。
この本が広まることは、家庭の平和イコール社会の平和にもつながっていくので、ドンドン宣伝していって欲しいと思いますし、私もその一翼を担いたいと思います。
この本を著していただいたことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございます!(埼玉県 UYさん)