100歳までの健康をつくる! 奇跡の有機アロエベラ
100サイマデノケンコウヲツクル! キセキノユウキアロエベラ
代替医療のエース
久郷晴彦著
驚くほど多様な健康成分
有機アロエベラは健康長寿社会を実現するために、自然界が与えてくれた素晴らしい天然素材。葉肉の主要成分である高分子多糖体の分子量が100万以上という奇跡的な数値を示すものもあり、より高い健康効果が期待されている。
主な内容
1章 現代科学が再認識! アロエベラは最高級の天然健康素材
2章 自然のパワーいっぱい! 奇跡の有機アロエベラ
3章 有機アロエベラは肌の健康アップにも最適!
4章 ますます解明が進むアロエベラの可能性

- 価格
- 1320円(本体1200円)
- 判型
- 四六判
- 頁数
- 144 頁
- 発行日
- 2013.8.12
- ISBN
- 978-4-87795-263-1
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立ち読み
はじめに
「私は40年以上、風邪を引いたことがありません」
これは、88歳を迎える私の密かな自慢です。
私の親族には医者が多く、大学では薬学を専攻して博士課程を修了しました。その後も薬学の分野に進みましたが、いつも、西洋医学や化学薬品には疑問を抱いていました。
これほど医学が進み、新薬の開発も進んできたのに、病気は増える一方です。これは、医学や薬学の進歩が追いついていないというより、その基本姿勢に問題が潜んでいるからではないか、病気を治そうとするだけでなく、病気にならないための健康医学も大切にすべきである、と考えるようになりました。
そこで私は、世界各地の長寿者を調査しながら、西洋医学や薬学の恩恵を受けていない人々が、はるかに健康長寿できるのはなぜかを探りました。いちばん注目したのは、高齢になっても自然治癒力(身体がもつ自然に治癒しようとする性質)がほとんど低下していないことでした。
はじめに
「私は40年以上、風邪を引いたことがありません」
これは、88歳を迎える私の密かな自慢です。
私の親族には医者が多く、大学では薬学を専攻して博士課程を修了しました。その後も薬学の分野に進みましたが、いつも、西洋医学や化学薬品には疑問を抱いていました。
これほど医学が進み、新薬の開発も進んできたのに、病気は増える一方です。これは、医学や薬学の進歩が追いついていないというより、その基本姿勢に問題が潜んでいるからではないか、病気を治そうとするだけでなく、病気にならないための健康医学も大切にすべきである、と考えるようになりました。
そこで私は、世界各地の長寿者を調査しながら、西洋医学や薬学の恩恵を受けていない人々が、はるかに健康長寿できるのはなぜかを探りました。いちばん注目したのは、高齢になっても自然治癒力(身体がもつ自然に治癒しようとする性質)がほとんど低下していないことでした。
どんなに医学や薬学が進歩したとしても、病気を改善したり健康を促す主役は自然治癒力なのです。「風邪の治りが遅くなった」「傷がなかなか治らない」というのは、何より自然治癒力が低下しているからです。
ところが、私たち現代人が享受している快適な生活には、残念ながら自然治癒力を低下させるものがあふれています。氾濫する化学物質、運動不足や生活リズムの乱れ、過剰なストレス、過食、偏食、不規則な食事……。
さらに、今や日本は世界一の高齢化社会です。自然治癒力は老化によっても低下していきます。
健康で長寿するために私たちがもっとも心がけるべきことは、自然治癒力を高める工夫です。食事や運動など生活習慣を改めることはもちろん、天然の素材を利用することもきわめて有効です。私が、その一つとして注目したのがアロエベラです。
アロエベラは何より、人類史上4000年前の昔から自然薬として利用されてきた歴史があります。現代科学によって、あらためてそのすぐれた健康作用が次々と明らかにされています。その結果、今や、西洋医学の限界を補う代替医療のエースとして世界的に広く利用されています。
アロエベラは、解明されているだけでも、ビタミン類やミネラル類、アミノ酸類、酵素類、各種多糖体など約70種類もの有効成分を含んでいます。これほどたくさんの有効成分を一つの植物体に含有しているものは他に例を見ませんが、まだ未解明の成分も合わせると、300種類近い成分が含まれていて、アロエベラはまさしく“健康栄養成分の宝庫”なのです。
その多様な成分がオーケストラの楽器のように共鳴し合うことで、非常にすぐれた健康作用を発揮しているものと考えられます。
とくにゼリー状の葉肉の主要成分である高分子多糖体については、じつにさまざまな研究が行なわれ、主なものだけでも18項目にわたる健康作用が認められています。
この高分子多糖体の含有量が多いほど、その分子量が大きいほど、アロエベラがより高い健康作用を示すこともわかっています。
一般にアロエベラに含まれる高分子多糖体の分子量は45万くらいといわれますが、有機栽培で育ったアロエベラのなかには、100万以上という奇跡的な分子量の高分子多糖体を含むものもあります。それだけ高い健康作用が期待できるのです。
本書では、できるかぎり多くの研究成果に基づきながら、アロエベラ、さらには有機アロエベラが、健康長寿社会を実現するために自然界が与えてくれた素晴らしい天然素材であることを紹介していきたいと思います。
プロフィール
久郷晴彦(くごうはるひこ)
1926年岐阜県出身。1953年京都大学医学部薬学科卒業。薬学博士。現在は健康科学研究所所長。
ヘルスサイエンスドクターとして長寿地域のある10カ国以上を訪ね、生活習慣病予防や免疫に関する研究を続ける。健康機能食品の研究開発でも著名。
長年の研究成果と自ら実践する健康学を踏まえながら、講演、執筆、テレビ出演などを通して、日本人の健康向上に幅広く貢献。
健康ペンクラブ会長、特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構理事、一般社団法人ウエルネスパートナー監事。
主な著書に『最新・最強のサプリメント事典』『活性酸素に克つ』『抗酸化植物の秘密』『免疫力アップで病気を治す』『食生活の危機・食品添加物』ほか多数がある。