寝たきりにならない「ほぐし体操」
ネタキリニナラナイ「ホグシタイソウ」
60歳からはじめる健康法/すぐはじめられる100円グッズ簡単運動
黒田歩助著
まずは凝り張りを取ろう!!
著者は、『一生涯自分の足で歩ける体づくり』をスローガンに掲げ、「ほぐし体操」を中心とした健康教室を年間300回以上開催している。本書は、身近に入手できる100均グッズを使って効果的にすぐに家庭で始められる「ほぐし体操」に絞って、イラスト入りで解説している。
主な内容
1 簡単!!「ほぐし体操」 生涯、自分の足で歩く
2 今すぐ手軽にできる100均グッズ「ほぐし体操」
3 体験談:「ほぐし体操」で体が軽くなっていた

- 価格
- 1430円(本体1300円)
- 判型
- 四六判
- 頁数
- 160 頁
- 発行日
- 2015.7.31
- ISBN
- 978-4-87795-315-7
立ち読み
●はじめに
「健康寿命」という言葉は、二〇〇〇年にWHO(世界保健機関)が提唱して以来、徐々に一般的になってきました。健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく過ごせる状態による寿命」、つまり日常的に介護を必要とせず自立した生活ができる生存期間のことです。
近年の「平均寿命」は、おおよそ男性で79歳、女性で86歳と言われています。これに対して「健康寿命」はというと、男性が70歳、女性が74歳となります。
この、平均寿命と健康寿命の差の年数こそが「さまざまな制限を抱えた日常生活」となり、健康上の問題のみならず、医療・介護といった社会福祉上の問題までも大きくしています。
●はじめに
「健康寿命」という言葉は、二〇〇〇年にWHO(世界保健機関)が提唱して以来、徐々に一般的になってきました。健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく過ごせる状態による寿命」、つまり日常的に介護を必要とせず自立した生活ができる生存期間のことです。
近年の「平均寿命」は、おおよそ男性で79歳、女性で86歳と言われています。これに対して「健康寿命」はというと、男性が70歳、女性が74歳となります。
この、平均寿命と健康寿命の差の年数こそが「さまざまな制限を抱えた日常生活」となり、健康上の問題のみならず、医療・介護といった社会福祉上の問題までも大きくしています。
私は、こうした問題を「自助による健康促進」をとおして解決の一助としたいと願い、NPO法人アシラックスを設立いたしました。
『一生涯自分の足で歩ける体づくり』をスローガンに掲げ、「ほぐし体操」を中心にした教室を年間三百回以上開催しております。
今では、教室に通われた多くの方々が、生活行動の支障を改善されています。それは、誰かにしてもらって改善できたのではなく、ご自分の力で獲得された健康です。誰もが直面する健康問題だからこそ、誰もが生涯をとおして可能な健康法をこれからも提案していきたいと思います。
このたびの出版にあたっては、身近で入手できるちょっとした100均グッズを使うことで、効果的に「ほぐし体操」がご家庭で行えるようポイントを絞って解説いたしました。
ただし、読者のみなさんが、本書で紹介している「ほぐし体操」を実践されるときには、決して無理をしないでできる範囲で行ってください。
この本が、『一生涯自分の足で歩ける』みな様の健康のためにお役に立つことを、心より願っております。
プロフィール
黒田歩助(くろだほすけ)
NPO法人アシラックス理事長。
「一生涯自分の足で歩ける身体づくり」を目指したNPO法人を運営。
アシラックスセラピースクール理事長。
「インドや中国で古くから伝わる足を使う伝統的な施術法」を指導・運営。
「ほぐし体操及びバランスボール」を中心に自己トレーニングとしての体操を指導。