topbanner

総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

完全なミネラルバランスこそ最強の治癒力!

カンゼンナミネラルバランスコソサイキョウノチユリョク!

医者が教える「医者に行かない」健康術

沼田光生著

原因不明の症状はミネラルを疑え!

ミネラル不足が叫ばれるが、特定のミネラルのみを摂取すると、却って摂取ミネラルが排出される「ミネラル・パラドックス」が起きる怖さがある。そのため、ミネラルは多種類をバランスよく摂ることの必要性を説く。最強のミネラル補給術とは。

主な内容

プロローグ ミネラルは毒なのか? 栄養なのか?
1章 体に本当に必要なミネラルとは?
2章 バランス生体ミネラルこそ最強の健康応援団
3章 知っておきたいミネラルの基礎知識
4章 ミネラル何でもQ&A

詳細な目次のページを開く

完全なミネラルバランスこそ最強の治癒力!
価格
1512円(本体1400円)
判型
四六判
頁数
160 頁
発行日
2019.2.27
ISBN
978-4-87795-376-8
弊社サイトで購入する

ネット書店で購入

以下のネット書店でも、ご購入が可能です(クリックすると、各ネット書店のページが開きます。購入方法等は、各サイトにてご確認ください)。

立ち読み

プロローグ ミネラルは毒なのか? 栄養なのか?

ミネラルを単一で摂りすぎるのは危険

「ミネラルは毒?」という見出しを見て、ドキッとされた方もいるでしょう。

 ましてそのときにミネラル入りの飲料を手にしていたり、朝、ミネラル入りのサプリメントを摂ったばかり、なんていう方はなおさらです。

「えー、ミネラルって毒なの? どうして?」

「ミネラルは身体の役に立たないの?」

「(成分表示にある)金属元素が栄養素ってホントなの?」

 こんなふうに、いろいろと疑問が浮かんでくるかもしれません。

 ミネラルは毒なのか、栄養なのか。

 それは、どちらも、事実です。

 ミネラルは摂り方によっては、「毒」になる場合もあるのです。

 ところで「ミネラル(mineral)」とは、そもそも何なのでしょうか。広辞苑にはこう記されています。

「①鉱物。無機物。

②栄養素として生理作用に必要な無機物。ふつう無機塩類の形で摂取される。カルシウム・鉄・亜鉛・コバルト・マンガンの類。

③灰分」 (岩波書店 『新村出編 広辞苑 第七版』より)

 そもそもミネラルの語源はギリシャ語の「鉱山(ミネーラ minera)」に由来するといわれ、鉱山から取れるものを「ミネラリス(mineralis)」といいます。

 つまりミネラルとは、鉱物であり、地球を構成する元素であり、生理作用に必要な栄養素で、有機物に含まれる四元素(炭素・水素・酸素・窒素)を除いたものです。

 栄養学では灰分という呼び方もありますが、これは食品の中に成分として含まれる鉱物のことです。

 人間が生きていくうえでもっとも大切な「五大栄養素」といえば、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、そしてミネラルです。

 ミネラルは、微量元素も含めて一〇〇種類以上あるといわれ、このうち生命維持に欠かせない、人体にとって必要不可欠な一六種類のミネラルを「必須ミネラル」といいます。

 Ca(カルシウム)、K(カリウム)、Na(ナトリウム)、Mg(マグネシウム)、Fe(鉄)、Zn(亜鉛)、S(硫黄)、Cl(塩素)、I(ヨウ素)、Cu(銅)、Mn(マンガン)、P(リン)、Se(セレン)、Mo(モリブデン)、Co(コバルト)、Cr(クロム)がその一六種類です。

 とくにカルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラルは、生体組織の構成や生理機能の維持・調節に必ず必要となる栄養素といわれています。

 では、「身体に必要な栄養素」であるはずのミネラルが、なぜ、「毒」になることもあるのでしょうか。

 それは、ミネラルを単一で摂りすぎた場合です。もう少し正確な言い方をすれば、ミネラルを「単体」で、「過剰摂取した」場合には、ミネラルは栄養となるどころか反対に「毒になる」ということです。これを「単性ミネラル過多症」、または「単一ミネラル症侯群」といいます。

 このように偏ったミネラルの摂り方をすると、さまざまな難しい症状を引き起こす恐れがあることをまず知ってください。

「ミネラル・パラドックス」の怖さ

 ミネラルの多くは金属元素ですが、金属といえばすぐに思い浮かぶのが鉄(Fe)ではないでしょうか。

 鉄は、私たちの生活に身近な金属というだけでなく、人体にとって重要なミネラルでもあります。たとえば、体中に酸素を送る血液、その血が赤いのは赤血球にある血色素(ヘモグロビン)のためですが、その主な材料は鉄です。

 ところが、鉄が不足すれば鉄欠乏性貧血になる恐れがあります。ですから、日常的に鉄を必要とする女性は、とくに生理前などに普段とは違う疲れを感じると、「もっと鉄分を摂らなくては……」と思うかもしれません。

 しかし、それが危ないのです。

 効率よく鉄を摂ろうとして、鉄分のみが入ったサプリメントに手を伸ばしてみます。毎日飲み続けてみたものの、なかなか効いた実感がない方も多いのではないでしょうか。むしろ、これまでのだるさに加えて胃の痛みやお通じの悪さも加わったり、さらに小ジワやシミが気になってきたりすることも……。

 それは、摂りすぎた鉄分が体内で酸素や水と反応して活性酸素を発生させるからです。この活性酸素によって身体の細胞が酸化され、鉄釘が酸素によって錆びるように、「身体が錆びる」現象が起こってきます。

 もう少し正確にいいますと、活性酸素によるストレスで身体を構成しているDNA、タンパク質、脂質などに障害が起きてきて、ガンや動脈硬化、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病が起こる原因になるのです。女性の場合はシミやシワが増えて、肌のアンチエイジングの逆で、まさかの「エイジング=老化」が進みかねません。

 このように、体内への過剰な鉄の蓄積は、ガンを進行させたり寿命に悪影響を与えるともいわれています。身体に鉄が必要なことは確かですが、摂り方に注意が必要なのです。もし鉄分を摂っていて胃腸障害や便秘が起こってきたら、鉄の摂取の仕方を見直したほうがいいでしょう。

 カルシウムについても同じような危険性があります。その一つが「カルシウム・パラドックス」といわれる現象です。

 カルシウムが骨や歯をつくるというのは、子どもさんでも知っている知識でしょう。体内のカルシウムはその九九パーセントが骨や歯に蓄えられ、残りの一パーセントが血液中や筋肉、神経内にあります。わずか一パーセントですが、このカルシウムは血液の凝固作用、細胞分裂や筋肉の収縮、ホルモン分泌や神経伝達などに関わる大切な役割を担っています。

 通常、血液中のカルシウム濃度は一定に保たれていますが、カルシウムの摂取不足で濃度が下がると、副甲状腺ホルモンの関与で骨からカルシウムが溶け出し、逆にカルシウム濃度が一気に高まります。これが「カルシウムパラドックス」という現象です。

 過剰になった血液中のカルシウムが血管に蓄積されると、動脈硬化や高血圧の原因になります。一方、骨のカルシウム量は減るので骨粗鬆症のリスクが高くなります。

 じつは、パラドックスはそれだけではありません。カルシウムを大量に摂取しているのに、この現象が起きることがあるのです。たとえば、「骨粗鬆症予防にはカルシウムだ」と単体で大量に摂っていると、身体のホメオスタシス(恒常性)機能が働いて、吸収しきれないカルシウムを排出しようとします。このとき、排出されるのはカルシウムだけとは限らないのです。

 元々体内ではさまざまなミネラルが互いに協調し合い、拮抗し合いながら働いています。

 カルシウムの相手はマグネシウムです。カルシウムはよく聞くけど、マグネシウムには馴染みがない、という方もいるかもしれません。けれど日本人なら、豆腐を食べたことがない方は少ないはず。豆腐を固めるにがりは海水からとれた塩化マグネシウムが主成分です。

 カルシウムとマグネシウムは化学的な性質が似ており、あるときはともに働き、あるときは阻害し合うという、なかなかに複雑なコンビを組むミネラル同士なのです。

 マグネシウム自体は、体内にある三〇〇種以上の酵素を活性化させ、新陳代謝に関わる重要なミネラルです。骨内に体全体の五〇〜六〇パーセントほどが蓄えられています。ところがカルシウムが大量に投与されると、コンビを組むマグネシウムが足りなくなり、骨を溶かして、そこに蓄えられていたマグネシウムと一緒に体外へ出てしまうのです。

 骨の硬さを維持するカルシウムだけでなく、そのカルシウムの働きを調節するマグネシウムまで一緒に出て行ってしまったら、骨を丈夫にするどころか骨をスカスカにする結果になりかねません。

 さらに、タケダライフサイエンス・リサーチセンターの研究によると、成長期にカルシウムを大量摂取させたネズミは、骨が成長しなかったという報告もあります。

 このように、足りないミネラルを摂取したつもりなのに、期待した効果とは真逆の結果が現れることを、私は「ミネラル・パラドックス」と呼んでいます。

 医者である私が言うのも何ですが、薬もまた、偏ったミネラルのようなものです。

 ある薬を飲み続ければ必ず何らかの副作用が起こります。その危険性はみなさんにもおわかりでしょう。

 まして、医師の診断のもとではなく、自己判断で大量の薬を飲み続けたらどうなってしまうか……。最悪の場合には、生命の危険につながります。

 ミネラルの場合、きちんとした食事から補給すれば、鉄分もカルシウムもそうそう過剰にはなりません。しかし、自己判断での単一ミネラルの摂りすぎは、思わぬ危険につながるのです。

 

……

目 次

完全なミネラルバランスこそ最強の治癒力!……もくじ

プロローグ ミネラルは毒なのか? 栄養なのか?

ミネラルを単一で摂りすぎるのは危険

「ミネラル・パラドックス」の怖さ

すべての病気はミネラル欠乏からはじまる

バランス生体ミネラルの活用が体に「奇跡」を起こす

1章 体に本当に必要なミネラルとは?

五大栄養素の中心はミネラル

体内でさまざまな働きをするミネラル

ミネラルの主な働き

酵素を助け、酵素にもなるミネラル

他種のミネラルとの相互作用で効果は異なる

体内に蓄積された有害物を排出するキレート作用

海洋深層水や植物ミネラルに含まれるミネラルのバランスは?

多種類のミネラルをバランスよく摂るために

【バランス生体ミネラルの含有元素】

コラム ミネラルと水の深い話―ミネラルの大きさと構造

2章 バランス生体ミネラルこそ最強の健康応援団

最強のバランス生体ミネラルは日本の黒雲母花崗岩から得られる

バランス生体ミネラル水の健康作用

「見えないチカラ」で飲む量がわかる?

精神面でのメリットがある?

キレート作用もすごい?

四キログラムの農薬と食品添加物を一年間で食べている?

バランス生体ミネラルを食卓に応用する

食品の農薬を落とす

バランス生体ミネラル水で健康長寿を応援

[新築住宅のホルムアルデヒドを減らす]

[活性酸素除去に必要な酵素を活性化]

[通常計測が不可能、驚愕の波動数値]

コラム ミネラルと水の深い話―水の不思議

コラム 波動医学におけるミネラルと水の話

3章 知っておきたいミネラルの基礎知識

無機物である金属元素が栄養素?

重金属も生命維持機能に必要?

アルミニウムの安全性は?

単一ミネラル摂取の危険性あれこれ

主なミネラルの働きと欠乏症

カルシウム(Ca)/マグネシウム(Mg)/ナトリウム(Na)/カリウム(K)/リン(P)/イオウ(S)/鉄(Fe)/ヨウ素(I)/亜鉛(Zn)/クロム(Cr)/セレン(Se)/マンガン(Mn)/モリブデン(Mo)/銅(Cu)/コバルト(Co)

コラム ミネラルと水の深い話―細胞を調律するミネラル

4章 ミネラル何でもQ&A

Q バランス生体ミネラル水は、何でも治せる万能水ですか?

Q バランス生体ミネラル水は、どのような味と外見ですか?

Q バランス生体ミネラル水を飲んでいたら他の栄養素はいりませんか?

Q 幼児、妊婦はバランス生体ミネラル水を飲んで大丈夫ですか?

Q 金属アレルギーでもバランス生体ミネラルを摂取できますか?

Q 病気の患者でもバランス生体ミネラル水を飲んで大丈夫ですか? また、薬と併用して飲んでも大丈夫ですか?

Q 軽いヤケドや傷口に塗っても大丈夫ですか?

Q 口から飲めない場合の活用法はどうしたら?

Q 入浴用のバランス生体ミネラルはありますか?

Q バランス生体ミネラルで危険なことはないのでしょうか?

エピローグ この本を書くにあたって

患者さんのための医療とは何か

理想の医療を目指して

予防と治療は一緒

参考データ 農業用ミネラル水製造責任者石井清堅氏に聞く

「日本農業の現状とミネラルについての課題」

プロフィール

沼田光生(ぬまたみつお)

昭和39年山口県生まれ。平成2年山口大学医学部卒業後、大阪大学医学部付属病院・特殊救急部、阪和記念病院・脳神経外科、大阪脳神経外科病院の勤務を経て、平成7年同志の医師とともに「21世紀の医療・医学を考える会」を設立(平成15年にNPOへ)。その一環としてインターネット上でがん患者さんのサポートを行なう「eークリニック」を平成13年に設立。平成15年には山口県周南市築港町に海風診療所を設立、平成22年に医療法人仁徳会周南病院理事長を兼務、有料老人ホーム「サージュ徳山」運営開始。翌年、山口県周南市梅園町に予防医療の総合施設「トレーフル・プリュス」を開業。現在、周南病院理事長・海風診療所院長。