改訂版 これから二五〇〇年続く皇・繩文時代 天繩文理論
カイテイバン コレカラニセンゴヒャクネンツヅクオウ・ジョウモンジダイ テンジョウモンリロン
小山内洋子著
本書は、理解できる方と、全く理解できない方とに分かれます。
『改訂版 大転換期の後 皇の時代』が2022年3月に発行されて以来、大好評で「これからは生き方も考え方もまったく逆になっていくことがよくわかった」という感想が数多く寄せられている。そんな全国の読者から、皇の時代の理論書である「天繩文理論」の発行が待望されてきた。
今回、発刊された理論書は612頁に及ぶ大作で、「皇の時代」を理論的に解明している。
著者は本書の冒頭で、
「師が亡くなられて理論が未完成に終わったため、理論書はもう書けないと思っていました。ところが、ある方から『こんな素晴らしい理論をたくさん聞いているあなたが、情報を独り占めしているのは罪悪です。皆さんに発信するのがあなたの使命です』と言われたとき、目が覚めました。こんな壮大な宇宙の真理を説いている史上初という理論に対して、私が責任を負いきれないなどと躊躇していること自体が傲慢だったことに気付かされました」
と述べている。
そんな本書の最大の特徴は、
「本当のこと、真理を知りたいと思ったら、
本当の意味での見えない世界、無の世界、原因論を研究、探求するしかありません」
という視点から、見えない、感じないものことを理論化していることにある。
ただし、
「本書は、理解できる方と、全く理解できない方とに分かれます。
なぜなら、本書は、これから二五〇〇年続く天繩文(皇)の時代を生き抜くための指南書だからです。従って、これから生きる繩文人の皇と秸の方々に向けた本です。
一方、これからお休みする彌生人の祖の方には必要ないので、理解できません」
とも述べられている。
真の幸せな人生を歩むために科学的に解明された「天繩文理論」を知ることによって、
「私たちはいま、『祖(彌生)の時代』から『皇(繩文)の時代』への大転換期に生きている!」
ことがより深く理解され、この混沌の時代の先に訪れる本当の時代の姿を思い描くことができるに違いない。
立ち読み
はじめに
本書を手に取られた方へお願い。
最初にお断りしておかなければならない重要なことがあります。
本書は、理解できる方と、全く理解できない方とに分かれます。
なぜなら、本書は、これから二五〇〇年続く天繩文(皇)の時代を生き抜くための指南書です。従って、これから生きる繩文人の皇と秸の方々に向けた本です。
一方、これからお休みする彌生人の祖の方には必要ないので、理解できません。
このように本書は特殊な本ですので、ご了承ください。
「最近、何か変だ、𫝆迄とは明らかに違っている」と、多くの人々が異変を口にし始めています。世界中でかつて経験したことのない大規模な天変地異に悲惨な事故、事件が際限なく起きています。さらに未曾有の天変地異が予想されています。
そして、𫝆迄堅固だったものことの価値観、思想、社会構造、国家体制、政治、経済、文化、教育、学校、家庭等々の在り方が、ガラガラと音を立てて崩壊しつつあり、𫝆迄の常識では計り知れないことばかり起きています。
世界の行方は、日本の行方は、将来、未来の社会は、私たちの生活はどうなってしまうのか、言いようのない不安感や閉塞感、喪失感、虚無感が人々を襲っています。それに耐えきれず生きる気力を失う人、自ら命を絶つ人もいます。𫝆ほど人々を不安にさせる時代があったでしょうか。
一体、この異変の元はどこから来るのでしょうか。この変化や混乱はなぜ起きるのでしょうか。人は分からないから不安なのです。
その原因が、故・小笠原慎吾さんという宇宙物理研究家の研究により解明されました。
実はこの異変や混迷は、𫝆迄の時代と、これから始まる新しい時代の移行期特有の混迷であることが分かりました。この移行は物凄い意味を持っていました。
𫝆回の変化は、宇宙のプログラムに基づいた七七京年に一度の変化であり、二五〇〇年に一度の変化でもある、時代の大転換期だったのです。この期間は、何しろ生きてさえいれば、食べられさえすれば良いという、大変な試練の時期であることが分かりました。
では、その試練を人類は乗り越えられるのでしょうか。乗り越えた先にはどんな時代が待ち受けているのでしょうか。
でも、安心してください。皆様に朗報をお届けすることができます。この困難を乗り越えた先には、皆様にとって天国のような明るい素晴らしい時代が、手を差し伸べてくれています。
しかも、その乗り越え方は至極簡単です。心を柔軟にして、時代の変化に従って、自分を変化させればよいのです。そうすればあなたの未来は、幸せな人生を約束されたも同然です。
しかし、言うほど簡単ではありません。なぜなら、人は常に安定志向を好むからです。変化が怖いので、拒否するのです。
ですが、𫝆回の変化は宇宙のルールによるものですので、好むと好まざるとにかかわらず、人間は変化をしなければ、生き残る途がないのも事実です。
ところで、世の中にはたくさんの人がいて、同じ地球に住んで、同じ空気を吸って、同じようなものを食べていて、幸福な人とそうでない人がいたり、生まれつき恵まれた人とそうでない人がいる、いくら考えても努力、能力の差ではない、世の中不公平だ、神も仏もあるものかと、思われた方は多いのではないでしょうか。同じ地震の被災地に住んでいても地震に遭う人と遭わない人、助かる人とそうでない人は、何が違うのでしょうか。加えて大人と若者との思考の断絶は、𫝆迄の時代の比ではありません。いつの時代でも「このころの若者は……」と大人は批判しますが、最近の平成生まれの若者は、全然違う価値観を持っていて、まるで別の人種のように見えるのです。その若者たちが次の時代を担うのですが、そうなったとき、若者を批判している大人はどうするのでしょうか。
その大人社会では政治家、官僚、企業、業界等の𫝆迄隠されていた悪事が次々に暴かれています。
こうして人々は各々の悩みを持ち、苦しみから解き放たれたいと思っているのですが、一つひとつ理詰めでいくと、目に見える部分だけでは解決できません。目に見えない世界を扱ってきたと思える宗教や哲学を勉強してみても、突き詰めていくと、結局目に見える部分の結果論であり、堂々巡りで根本的な解決はできません。
(以下つづく)
目 次
これから二五〇〇年続く皇・繩文時代 天繩文理論……もくじ
はじめに
読者の皆様へ
動画の活用
第一章 天繩文理論とは原因論である
この理論がなぜ必要なのか、その目的は
1 大転換期に何が変わるか
2 宇宙概要
3 無大宇宙と有小宇宙
4 無大宇宙の原因としての種類
5 無大宇宙の総ての「もの」
6 無大宇宙の総ての「こと」
7 無大宇宙の動き、働き 个プログラム、ハードウェア
8 言とは(プログラムのうつし方)
9 無大宇宙の動き、働き 个プログラム、ソフトウェア
10 無大宇宙のプログラムの動き、働き 个の渦の妙プログラム
11 無大宇宙の動き、働き 个の萵の閭プログラム
12 無大宇宙の法則、侖わ穟法 个プログラム
13 無大宇宙の二次元の原因としての働き
第二章 ワイ(三次元の結果としての宇宙の大元)
1 ワワコという宇宙
2 コという宇宙を構成しているもの(無の領域)
3 ワワヨ 私たちの住む「ヨ」という宇宙、于由光線と惑宇宙とは
4 宇宙と財布の中味はイコール
第三章 世の中(結果の有小宇宙の中の銀河系=卋)
1 卋(銀河系=卋の中)
2 宇宙をコントロールしている方々
3 人間の働き(無を有にすること)
4 数の意味(その一)
5 数の意味(その二)神様の順序と働き
6 数の意味(その三)
7 卋の中を構成しているものこと(材料)
8 卋の中の構成要素
9 卋の中を構成しているもの
第四章 天繩文理論
1 大宇宙の原理〈于由光線とは〉
2 天繩文理論概要
3 秸、祖、皇、埶の時代とは
4 三種の神器
5 卋の中の仕組み
6 宇宙の法則(ルール)
第五章 天繩文文化
1 天繩文文化の思想(生き方)〈侖=宇宙の法則に基づいて自立〉
2 天繩文文化の象意(形態)
3 天繩文文化の動向①
4 天繩文文化の動向②
①自然/②恵財(経済)/③聖慈(政治)(図5−5参照)/④人間関係/⑤職業/⑥家庭/⑦動物・植物
5 祖と皇の文化の相違点
6 ヨルの祖の時代からヒルの皇の時代へ まとめ
第六章 祖から皇への転換
1 社会・産業構造
2 恵財(経済)とお金
3 教育
4 医学、医療
第七章 自然(大宇宙の大いなる働きのすべて)
1 タイミング=運(自然の𫝆と自分の今)
2 自分の途と他人の途と自然の愛
3 自然環境の座標軸の移動
4 運を良くする法(タイミングのズレの修正法)
5 自然の欲と人間の慾
6 太陽光線の変化と働き
第八章 自分とは
1 生命対はどのように発生するのか
2 自人間が造られていく物理学的過程
3 人間の構造、寿命
4 心はどこにあるのか。異常を生じるところ
5 自分と環境はイコール
6 人間の生、造、動とコントロールしているのは(人間は只の操り人形だった)
7 公然(卋の中)に住む酲諉という方々の働き
8 皇の處(処)と場
第九章 自分とは2
1 人間の思考、行動のメカニズム
2 彔(自己)プログラム 魂彔
3 彔(自己)プログラム 因果律
4 彔(自己)プログラム 因果律とその修正法
5 彔(自己)プログラム 因果の法則
6 アカシックレコード、凡録
7 周髀算経表 人生、宇宙と自分のすべて
第十章 人 生
1 魂職に就く方法
2 人生の目的
3 人生のリズム
第十一章 皇の時代は「原始共産主義社会」(共生主義社会)
巻末付表
おわりに