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総合出版 コスモ21

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皇の時代への大転換期 大人のための自立共育

オウノジダイヘノダイテンカンキ オトナノタメノジリツキョウイク

小山内洋子著

今、最重要課題は大人の自立!

『改訂版 大転換期の後 皇の時代』、『これから二五〇〇年続く皇・繩文時代 天繩文理論』が発行されて以来、大好評で「ワクワクする内容です。これから先が楽しみです」「これからは生き方も考え方もまったく逆になっていくことがよくわかった」という反応が数多く寄せられている。
著者は全国各地で開催され読者との交流会に参加しているが、そこでいちばん多く寄せられる質問が「不登校」の問題である。「私は学校へ行ってほしいので悩んでいます」と、親御さんは延々と話される。

そこで本書では、今は皇の時代へ移行する大転換期であることを前提に、現代の教育で起こっている混乱の意味が解明されている。
本書は、教育の変化を大きく三段階でとらえている。
・これまでの「祖の時代」は、個性を潰す「均一教育」
・今の「転換期」は、個性を伸ばす「自立共育」
・これから訪れる「皇の時代」は、個性を生かす「魂職習育」
そのうえで、今、子どもたちに起こっていることが何を意味しているかが示されている。

世間では学校に行かれない可哀そうな子という意味で「不登校児」と呼ばれるが、天繩文理論によれば、そうした子は“異次元世界”に生きているのであり、これまでの学校に行く必要がなくなっているという。

皇の時代を迎える前のこの大転換期には、学校も家庭も次第にその役割を変えている。子どもの自立を育む(本書をこれを共育と呼んでいる)には、何より大人自身の自立がまず必要であるという。
それは、これからの皇の時代は自立した人だけが生きられる時代であるから。そして、それに備えるには、まず「大人のための自立共育」が求められる、というのが本書の基本認識になっている。
この本との出会いは、自立した個人、自立した社会への理論的な礎になるにちがいない。

主な内容

第一章 宇宙プログラムによる時代の変化と特徴
第二章 祖の教育
第三章 転換期の「自立共育」
第四章 自然(大宇宙の大いなる働きのすべて)
第五章 転換期をどう生きるか
第六章 自立に必要な自分の協力者
第七章 私たちは何のために生まれてくるのか
第八章 皇の時代の「魂職習育」

詳細な目次のページを開く

皇の時代への大転換期 大人のための自立共育
価格
2200円(本体2000円)
判型
四六判上製
頁数
344 頁
発行日
2023.7.18
ISBN
978-4-87795-427-7

立ち読み

はじめに

 この理論の生みの親、小笠原慎吾さんに初めてお会いしたとき、小笠原さんから「この理論の本を書いてね」と言われたことは、これまで出版された本に書きました。

 それから数年後のある日、また小笠原さんから「小山内さん、教育の本を書いてよ」と頼まれました。私は「子どもを産んでいませんし育ててもいません。教育の現状もどうなっているか全くわかりませんので」とすぐその場でお断りしました。当時、正直なところ、教育は教育の専門家にお任せするほうが良いと思っていたからです。

 すると、「だから書けるの。自分に子どもがいると、情が入るから本当のことが書けない」というのです。

 一九九〇年代当時、学級崩壊、登校拒否のニュースが連日流れていました。小笠原さんは「学校は自分に不要な知識や常識すなわちゴミを入れる所、行かなくていい」とずーっと言い続けていました。

 小笠原さんは逝去されて、私は理論書や一般書に、教育の項目でそのことを書きました。

 しかし書いた二〇一二年当時は、まだ世間では「登校拒否」とか「不登校」ということばはネガティブに捕らえられていましたので、書いたものの、怖さはありました。

 ところが、出版後本の内容で一番反響があったのが、学校に行かないお子さんを持つお母さんたちの「この本を読んで安心しました」という声でした。

 周りからの同情で肯定されていたけれど、この本は理論的に書かれているので、納得できましたというのです。「𫝆迄、子どもが学校に行かなくなったのは、私の育て方が間違っていたのではないかと、ずーっと悩んでいました」と、皆さん涙ぐまれます。そして、学校に行けないことはまだ皆さんひた隠しにされていました。

 私に「教育の本を書いてください」という要望も多く寄せられるようになりました。けれど、その時も私は、教育本を全く書こうとは思いませんでした。

 あれから約一〇年を経て、世間の受け止め方も大部変わり、「不登校」ということばも聞きなれていましたので、私自身「不登校」は当たり前になっていたのですが、どうやら家庭内の受け止め方はそうではないようなのです。

 二〇二一年二月から東京で、二〇二二年六月から地方で私とファンの方々との交流会が始まりました。その交流会で一番多く寄せられる質問が、「不登校」の問題です。一〇年前と何も変わらず親御さんたちが相当悩んでいることに、私は本当に驚きました。

 それらの質問を受けているうちに、一つの共通する問題が見えてきました。学校に行かない問題は当のお子さんではなく、親御さんの問題であることに気付いたのです。なぜなら、寄せられる質問の中では「私は学校へ行って慾しいので悩んでいます」という親御さんの気持ちだけが延々と綴られているだけで、お子さんはどう思っているのか、どうしたいのか、お子さんとゆっくり話し合った様子が全く感じられないからです。しかも、質問をいただいたすべてのケースが同じなのも驚きました。

 こうして、二〇二二年が暮れました。

 𫝆年二〇二三年が明けて地球の銀河系からプラスの星に変わったと思った瞬間、𫝆年は何かわからないけれど、私にとって飛躍の年になると熱いものが込み上げてきたのです。

 そして一月、ある地方の交流会で、「不登校」をテーマに親御さんとお子さんたちの会に出向き、その会がきっかっけで、𫝆年は“教育”に心を寄せていこうと思いました。

(以下つづく)

目 次

皇の時代への大転換期 大人のための自立共育……もくじ

はじめに

第一章 宇宙プログラムによる時代の変化と特徴

天繩文理論とは

𫝆迄にない気象変動

地繩文時代(秸の時代/ヒルの時代)

地繩文時代はどのようにして終わったのか

地彌生時代(祖の時代/ヨルの時代)

天繩文時代(皇の時代/ヒルの時代)

天彌生時代(埶の時代/ヨルの時代)

本来の人種の違い

第二章 祖の教育

祖の時代は「一方向性社会」

教育とは何か

祖の家庭教育は立渉

祖の子どもの特徴

ダメ人間なんて本当にいるのか

第三章 転換期の「自立共育」

転換期の共育

引きこもりは……

学校・家庭教育の変化

家庭共育

異次元に生きる子どもたち

家庭、家族の変化

絶対的自由とは愛

皇の時代の立呆という生き方

結婚から綸婚へ

縁順

家事はもう女の仕事ではない

女性の時代がやってきた

職場共育

自立

これからは自立しないと生きられない

第四章 自然(大宇宙の大いなる働きのすべて)

自然が自動的に行う転換期の浄化、消化とは

絶滅種は消えゆく宿命

自然の中に生きるヒントがある

タイミング=運(自然の𫝆と自分の今)

自分の途と他人の途と自然の愛

自然環境の座標軸の移動

運を良くする法(タイミングのズレの修正法)

時間と空間は対

自然が用意してくれたウイルス、細菌は時代の救世主

少子化とエイズウイルスの関係

体内微生物の目的、働き

太陽光線の変化と働き

自然の欲と人間の慾

自然の欲(愛)と人間の慾、幸せの違い

今、幸せならずっと幸せ

環境(愛)と鐶境=自分の周囲四〇センチ(戀)

問題解決法は「地動説」にある

第五章 転換期をどう生きるか

𫝆の転換期の生き方 幸せの流れ

⑴精神的に安定し、樂しく生きる方法

⑵肉体的に健康で元気に生きる方法(脳の本質・アレルギーと脳)

⑶対人、人間関係を良くする方法

⑷経済的に裕匐に生きる方法

⑸対人と経済の確認方法

⑹運を良くし、災難、災害に遭わない方法

⑺世の中を無事に生きる方法

第六章 自立に必要な自分の協力者

皇の時代の三種の神器

皇の三種の神器 ①本 ②侖 ③器

他多と冊奴

第七章 私たちは何のために生まれてくるのか

人生の目的

1 魂心の己彔(自己プログラム)

2 自然の因果

3 先亡縁者の協力(冊奴、他多など)

人間に課せられた代表的なルールとは

①絶対的自由

②共生

③進可(化)

第八章 皇の時代の「魂職習育」

「魂職習育」とは

本来の学校とは

皇の時代はドラえもんの世界

魂職とは

魂職が見つかる時期

波導がぴったり合うものが魂職

魂職に就く条件

魂職が見つかったらどうするか

皇の時代は「原始共産主義社会」(共生主義社会)

人生のリズム

 

おわりに