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総合出版 コスモ21

頭にいい、体にいい、楽しい本満載!

金龍が教えてくれた超敏感な子 HSCのスピリチュアルな育て方

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HSCの敏感さは幸せになるギフト!

Dea Drago 美保

HSC子育てが豊かになる!

 HSCとは超敏感な子どものことですが、これはアメリカの心理学者エレイン・アーロン氏が提唱した概念です。生まれつき感受性が強い子どもや大人が一定数いることに着目し、研究を進めたことで明らかになったことは、すでに書籍やネット上でも報告されています。
 ところが、そうしたHSCの特性を理解しても、それだけではうまくいかず、どう対応すれば良いのかわからず、試行錯誤の毎日が続いてしまうという現実があるのも確かです。
 著者も、感覚が鋭く、些細なことでかんしゃくを起こしたり、激しく泣き続けたりする我が子の子育て体験のなかで、一体どうしたらいいのかと手がかりのないまま模索する日々が続きました。
 もちろん、HSCという概念に出会い、必要な寄り添い方や適切な対処法、自己肯定感の育み方について科学的・医学的・教育学的に学ぶことで、親子とも気持ちが楽になり、笑顔で過ごせる時間は増えていきました。しかし、HSCの子育ては想像以上に大変で、親の不安や心の負担がなくなるわけではなく、それだけでは不十分だと感じていたといいます。
 そこに新たな視点を与えてくれたのが、著者と一柱の金龍との出会いです。科学的な理解とともにスピリチュアルな視点を持つことで、安心して過ごせるようになり、子どもも穏やかに過ごせる日々に変わっていきました。著者は、そのことを次のように語っています。
「HSCの特性を理解するだけでは、子育てが持つ本当の価値や素晴らしさを十分に理解できるとは限りません。科学的な知識とともにスピリチュアルな視点を取り入れることで、HSCの子育てを『大変なもの』ではなく、より愛にあふれ、尊く、豊かなものへと変えていくことができます」
 また、同じようにHSCを育てるお母さんたちと情報を共有し、助け合うことができればと願い、スピリチュアル・カウンセラーとしても活動しています。
 本書は、著者が見つけた発見と子育てが豊かになる実践的な方法を伝えています。超敏感で扱いづらかった子どもとの関係が変わり、子育てが変わるきっかけになるにちがいありません。

主な内容

プロローグ 子育てが大転換した瞬間
第1章 多くのHSCが生きる“見えない世界”
第2章 HSC子育ては私へのギフトだった
第3章 金龍との出会いは突然に
第4章 この子は“ただ敏感な子”じゃなかった
第5章 魂の記憶にふれたとき子育ては愛と光で輝き出す
第6章 あなたも龍とつながれる! その具体的な方法とは?

詳細な目次のページを開く

金龍が教えてくれた超敏感な子 HSCのスピリチュアルな育て方
価格
1760円(本体1600円)
判型
四六判
頁数
178 頁
発行日
2025.6.17
ISBN
978-4-87795-441-3

立ち読み

プロローグ 子育てが大転換した瞬間

   ――ひといちばい敏感な長女が連れてきた金龍⁉

 

金龍との出会いが子育てを変えるきっかけに

 長女が放った一言で、部屋の空気が一瞬にして凍りつきました。

「ママ! 何でもっと早くお部屋に入ってドアを閉めてくれなかったの‼」

 怯えと怒りが混ざったその声は、4歳の子どもとは思えないほど切迫したものでした。私は思わず長女の顔をのぞき込むと、その小さな顔は驚きと恐怖で引きつっていました。

「何があったの?」

 できるだけ優しく問いかけましたが、心の中はざわついていました。これはただ事ではないと感じたのです。

「何かが見えたの?」

 長女は震えながらも、うなずきました。

「人間だったの? それとも動物?」

「動物……」

 私は、最近亡くなった愛犬のことが頭に浮かびました。

「ワンちゃんだった?」

 長女は首を横に振ります。

「どんな動物だった?」

 次第に長女の説明が具体的になっていきました。

「すごく大きかった」

「動物園にいる?」

「いない」

「どんな形だった?」

「長かった」

 まさか……と、胸の中でざわめきが広がりました。

「どんな顔だった?」

「ティラノサウルスみたいな……」

 その瞬間、私は確信しました。

「頭に角はあった?」

「うん、あった」

「顔に長いおひげは?」

「うん、あったよ。それに背中には、三角のがいっぱいあった」

「全体的に何色だった?」

「黄色」

 その言葉に少し違和感を覚えた私は、あとで折り紙を見せて確認しました。すると、正確には「金色」だったということが判明しました。

 そのとき、私の頭に浮かんだのは、まさに先ほど読んでいた一冊の龍の物語。

(龍なんて本当にいるのかな……)

 半信半疑だった私に、長女が見たものが確信を与えました。

(……金色の龍!)

「みーちゃん、それは〝龍〟って言ってね、ママやみーちゃんを守ってくれる神様なんだよ」

「神様……?」

「そう。悪いものじゃなくて、すごくいいものなの。だから、怖がらなくていいんだよ。いつも守ってくださってありがとうございますって、感謝しようね」

 私の言葉に、怯えていた長女の表情が徐々に穏やかになっていきました。

 この日を境に、私の日常には次々と奇跡のような出来事が起こり始めました。高額の臨時収入、運命的な出会い、不思議なシンクロニシティ……。それらが重なり、私の人生は大きく変わり始めたのです。そして、その流れは今もなお続いています。

(以下つづく)

目 次

金龍が教えてくれた超敏感な子 HSCのスピリチュアルな育て方◉もくじ

プロローグ 子育てが大転換した瞬間

――ひといちばい敏感な長女が連れてきた金龍⁉

金龍との出会いが子育てを変えるきっかけに

HSCについての知識だけではうまくいかない

HSCの敏感な特性は何を意味するのか

日々の暮らしや家族の心の在り方が大きく変わる

HSC子育てが豊かになる方法を紹介

第1章 多くのHSCが生きる“見えない世界”

“ひといちばい敏感”という特性

HSCかどうかを知るための23のチェックリスト/4つの性質

HSCは病気でも障害でもない“気質”を持っている

“普通”が通じない! 我が家の試行錯誤な毎日

「敏感さは才能だった!」HSCが秘める無限の可能性

科学だけじゃ足りない子育ての視点

HSCは“目に見えない世界”を感じている

なぜHSCの親は“目に見えない世界”に関心を持つのか?

不登校の急増は、時代のサイン?

“風の時代”に必要とされるHSCの役割とは?

科学と“スピリチュアルな視点”をつなげてみると前向きに変わる

第2章 HSC子育ては私へのギフトだった!

赤ちゃんのころから始まっていた“敏感さ”のサイン

【音への敏感さ】/【人見知り】/【注目を浴びることへのストレス】/【味覚の敏感さ】/【触覚の敏感さと痛みへの恐怖心】

涙の入園式と、波乱の幼稚園生活

どうしても楽しめない――集団生活の壁

“初めての冒険”に胸が熱くなった日

“行くだけで精一杯”な日々と、その裏側

すべての謎がつながった日――“HSC”というキーワード

子育ての“土台”はたっぷり愛を伝えること

長女が感じていることを事実として受け入れる

伝わらないもどかしさ、理解されない悲しみ

葛藤からの転機――新たな道への第一歩

第3章 金龍との出会いは突然に

夢に現れた四柱の龍――始まりのメッセージ

龍の夢が教えてくれたこと

消えない感覚――鮮明に残る龍のエネルギー

龍について書かれた運命の一冊との出会い

「ママの後ろに何かいる‼」長女が見た金色の龍

夢は“現実の予告編”だった――龍が現れる準備

直感に導かれた一歩が未来を変える

100万円の臨時収入! 金龍がくれた“現実的な奇跡”

金龍がもたらしたのはお金だけじゃなかった――“ご縁”と“使命”

第4章 この子は“ただ敏感な子”じゃなかった

   ―スターシードという真実

「ママは守ってくれなかった!」信頼を失ったあの日

“行かせたい”と“行きたくない”――すれ違う気持ち

自分の子ども時代が子育てを変えてくれた

“行かない”を選んだ長女の勇気

「この子、なんか違う」――宇宙と人体に夢中な4歳児

長女の一言で「スターシード」と確信

“令和キッズ”の中に続々⁉ 地球に来た「スターシード」たち

スターシードの使命は地球を変えることだった

「わかり合える仲間が欲しい!」母たちのリアルな願い

第5章 魂の記憶にふれたとき

子育ては愛と光で輝き出す

HSCの長女と金龍が気づかせてくれた“魂の約束”

“スターシードの母”という新しい生き方

視点を変えたら母と子の自己肯定感が急上昇!

“天使の妹”がもたらしてくれた家族の癒し

“魂の視点”で子どもを見ると、子育てが変わる!

“魂でつながる子育て”への第一歩

♦母と子の“魂の約束”を思い出す8つのワーク♦

【ワーク1】この子が私に最初にくれた“光”は、どんなものだった?

【ワーク2】この子との日々で、私の中に芽生えた“変化”は?

【ワーク3】この子といるとき、私の“どんな力”が引き出されている?

【ワーク4】この子の“好きなこと・こだわり”から感じることは?

【ワーク5】この子と一緒にいて「幸せだな」と感じた瞬間は?

【ワーク6】この子と関わるときに、大切にしたい“私の軸”は?

【ワーク7】この子が“のびのびと輝ける場所”はどんなところ?

【ワーク8】この子に“今、一番伝えたい言葉”は?

お空の神様からのメッセージ――あなたの子が教えてくれる“魂の物語”

第6章 あなたも龍とつながれる! 

その具体的な方法とは?

龍とつながると人生の流れが変わり出す

あなたの中にも龍はいる!――長女の胎内記憶が教えてくれたこと

エネルギーが整ったとき、龍は姿を現す

【“気のせい”をやめた瞬間から龍とのキャッチボールが始まる】

【龍グッズで“意識のスイッチ”を入れる】

【神社参拝で高次のエネルギーにふれる】

【ゾロ目・羽根・金粉・龍雲――日常にある“龍からのサイン”】

【“うれしい・楽しい・幸せ”という遊び心が龍とのつながりを深める】

【龍とのご縁を深めるには、“行動する”ことがカギ】

【龍とつながるには、誰と過ごすかも大切】

龍は“幸せの循環”を応援してくれる存在

 

エピローグ HSCを育てるあなたへ

プロフィール

Dea Drago 美保(デア ドゥラゴ みほ)

1981年大阪生まれ。シドニー工科大学大学院教育学部 TESOL(英語教授法)修士号取得。二児の母親、スピリチュアル・カウンセラー。長女が4歳のとき、母親である著者の背後に巨大な金龍を見たことを機に人生が一変。高額の臨時収入や成功者たちとのご縁、起業、商業出版と、まるで龍の背に乗ったかのように奇跡が次々と舞い込む。現在は、幕張メッセや東京ビッグサイトなど大規模スピリチュアルイベントにも出演・出展。龍とのご縁を深めて幸せに生きる方法を伝えるほか、HSC子育ての経験を活かし、悩めるお母さんたちにも寄り添っている。